今夜コートジボワールとのテストマッチ。
2020.10.13
23:45キックオフ。TBSで放送。
先日のカメルーンとのテストマッチについてエントリーしてなかったんで、コートジボワール戦の前にやっつけておきましょうか。
序盤から前線から積極的なプレスに行ってくれた…みたいなコメントというか評価が試合後に森保監督からあったように思うが、まぁ確かに前線でプレスにガンガン行ってはいたが、単騎突入みたいなもので、ちょっとやってることが古いんじゃないか。中盤でもそう。ワァワァ行くんだけど、ただ行ってるだけで、囲み方もプレッシングする味方同士の距離や角度も、あれじゃぁボールは奪えませんがな。むしろこっちが疲弊してしまうんじゃないか。
むしろカメルーンの方が、組織性あるプレスができておったんじゃないかね。
後半立ち上がりから4バックを3バックに変更して、またお好きな3バックをやりたんか…と正直思ったが、これが森保監督の代表では初めて3バックのフォーメーションが有機的に機能。シンプルな点でも中盤で枚数が上回る形になり、後半は押し返すことができる展開となった。
この3バックのフォーメーションが、いわゆる3-4-2-1の形だったのか、3-4-3の形だったのか、ちょっとよくわからないんだが、もしかして3-4-3を意図したものなんだったら、それは評価に値するかもしれない。
また、サンフレッチェ広島の監督時代にやっていた3-4-2-1の3バックシステムとは違ったシステムだったように見受けられ、これは最終ラインの3枚が吉田麻也、酒井宏樹、冨安という、なかなかの面子だからこそできたことなのか、いわば(森保監督にしては)新しい3バックシステムだったのか、そこは今後見ていきたいな…といったところ。
一方で、なんか縦にやたら急がせる攻撃で、チマチマとパスを繋げというつもりは毛頭ないものの、パスでビルドアップし攻撃を創り出すという日本の長所を放棄したかの印象があったのも実際のところ。まるでハリルホジッチの頃の試合のようだったし。
森保監督では戦術の無さとか攻撃の組み立ての欠如といったことが言われるが、ホンとのホントにそうなのか、変わりようがないのか、そのあたりも今後見させていただこう、、、といった感じだ。
しかし、4バックだろうと3バックだろうと、中盤センター2枚が軽量すぎて、ちょっとハナシにならない。
中盤センターに柴崎を置いてプレーメイクさせたいのかもしれないが、前述のような縦に縦に急がせるフットボールなんだったら、柴崎のタイプは不要で、もっと異なるタイプの選手が中盤センター(中盤底)に必要なんじゃないのか。間違いなく今後も柴崎の起用にこだわるだろうが、そこら辺もどう考えてるのか疑問ではありますね。
ざっとそんなところだったかと思うが、さて今夜のコートジボワール戦はどういう試合を見せてくれるのか。大迫は既にブレーメンに戻っているので(当初よりそういう話)今日は不在。一方で中盤センターで遠藤航がプレーするはずなんで(そもそも何故にカメルーン戦では遠藤がプレーしなかったのかがわからないんだが…)このフットボールで遠藤がどういうパフォーマンスを見せるか、中盤センターには遠藤や(ロシアでプレーしているために)今回は呼べなかった橋本拳人のタイプの方が必要なんじゃないかとか、その点も考えながら見させていただこうと思う。
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