堂安、フィジカルの強さで相手をはね飛ばし随所で違いを出すプレー。
2021.01.11
ビーレフェルトはホームでヘルタ・ベルリンと対戦。堂安は4-4-2の中盤右サイド。ひと頃、中盤センターで起用されていたが、最近は右サイド。
なお、遠藤航がデュエル勝利数でブンデスリーガ1位ということだが、実は堂安も4位らしい。
この試合でもデュエルで何度も相手を交わし、圧巻は後半、右サイドで相手選手2人に潰しに来られながら、間を割って入ってはね飛ばし、角度の無い位置から強烈なショットを放ったシーンと、右から中央にカットインして左足でファーポストを巻くように放ったシュートがポストを叩いたシーンか。
特に後者はポストの内側を叩いており、あと10センチでも曲がっていればポストに跳ね返ったボールがマウスの中に転がり込んでいただろう。。。
ま、ビーレフェルトの中で上手くコンビネーションが取れているとはやや言い難い感じもするが、明らかに変化やアクセントをもたらしており、チームやコーチングスタッフとしては満足しているようだし、このプレーで行くんだろうな。
左利きの堂安だが、右サイドから右足でクロスを入れるようになっている点は、とてもよいことだろう。左利きの選手を右サイドに置く意図はカットインしての左足シュート…ってことはわかっているが、縦に突破しないんじゃハナシにならんし、縦に行って右足でクロスを入れられないんじゃぁ、これも十分ではない。その点、ヴァージョンアップしておるんじゃないだろうか。
ま、あとは数字だよな。それは本人がよくわかっていることだろう。
この試合も、堂安のポストを叩くシュートの後、味方選手がクロスのこぼれを反転シュートで豪快に突き刺したゴールが決勝点となったが、こういうところで堂安が決めるようになれば、ビーレフェルトでプレーする選手ではないだろう。
今シーズン残り半分で、できるだけ多くのゴールを積み上げたいところだろう。
この試合の勝利で、ビーレフェルトは降格圏を脱出することに成功。
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