一昨日の天王山「1stレグ」、名古屋グランパスVS川崎フロンターレ。
2021.05.01
AFC(アジアフットボール連盟)がACL東地区プレーオフをセレッソ大阪VSメルボルン・シティの対戦で実施すると昨日発表。実施すると発表しただけ…だけだが、グループリーグ戦にしても、要はなんとしてもやるってか。どっかのオリンピックと似てるな。
さて、一昨日の天王山、名古屋グランパスVS川崎フロンターレだが、名古屋グランパスのこれまで12戦でわずか3失点(しかもJリーグ連続無失点記録更新をしたんだったか…)という超堅牢なグランパスの守備力だが、ま、直近の名古屋グランパスVSガンバ大阪を視た印象では決して高度な守備(守備力なり内容)でもない印象だったんだな。。。
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/index.php?e=3979
だからフロンターレが封じられるという展開はまず考えられなかったんだが(偶然…たまたま…というような展開を除いて)それでもキックオフから3分で先制、10分しないうちに追加点、クーリングブレイクまでに3失点というのは予想のはるか斜め上を行っておりました。ファイナルスコアは0-4だし、前半だけで最低もう1ゴール決まってもおかしくなかったし。
フロンターレ相手に引いてちゃダメなんだよねぇ…って多くの方がおっしゃるが(例えば昨シーズンのコンサドーレ札幌がやったオールコート・マンマークプレスとか?? ルヴァンカップでFC東京がやった超圧縮守備網で前線の外国人選手の単騎突入とか??)グランパスも別に特に引いていたつもりもないんじゃないか。
そもそもあんな守備ラインの引き方であり、守備網でしょ。それで個のガンバリを要求すると。
そこにはシステマティックなものとか、戦術性は感じられなかったわけだし。ディフェンス網がアメーバのようにウネウネ動いたり変形したりもしないし。
一見ゾーンディフェンスを敷いているように見えるが、ある御方がおっしゃったが(いわば)なんちゃってゾーンディフェンスみたいなもので、それはボールを全然拾えない、繋げない(フロンターレののトランジションの高さがあるにしても)という点からも明らかなんでは。
ゾーンって、ディフェンスだけのことじゃないからね。
そこにフロンターレの流動的な選手間の動きと選手間の距離、ワンタッチコントロールもあいまって、グランパスは全くついて行けず、、、という展開だったんじゃないか。
前半途中から2枚替えし、フォーメーションも4-2-3-1から4-1-4-1に変更し、前でブロックを作るようになって多少持ち直しもしたが、その段階で3-0であり、フロンターレの方もペースを落としている状況だし。。。
試合直前にフィッカデンティ監督がベンチ入りできなくなり、その影響もあっただろうが、それでもグランパスの強固な守備といっても、実はそれがどういう方針やベクトルでの守備コンセプトだったのか、この天王山の一戦で明確に浮かび上がってはこなかったか??
ここまで戦った12クラブが(12戦して3失点だが、オウンゴールでの失点もあるので実質2失点…それも1クラブがあげたもの)しか奪えて来なかったっていうのは、ちょっとJリーグのクラブの攻撃能力に足らないモノがあまりに多いんじゃないか、、、そう言わざるをえないような。。。
まぁ、5月4日に「2ndレグ」があるので、そこでは当然やり方を変えてくるだろうが、グランパスが一体どういう戦いを仕掛けてくるのか、楽しみにしておきましょう。
| trackback (0) |
この記事のトラックバックURL
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/3987
トラックバック