プレスバック、トランジション、連携からのボール奪取…チャンピオンズリーグ、インテルVSレアル・マドリード。

インテルのホームで行われたインテルVSレアル・マドリードは、最終盤にインテル守備網の中にできたエアポケットのようなスペースに後方から浮かせたボールを落とし、そこにドンピシャで入り込んでワンタッチで落とし、それをワンタッチでフィニッシュし、アウェイのレアルが勝利。
しかしこの試合、両チームの守備能力の高さに目を奪われるほどで、こりゃ芸術的な域だと感じつつ90分を堪能させていただいた。

とにかく前線の選手のプレスバックの凄いこと。そしてサクッとボールを奪い切る、パスカットする。
そして、相手へプレスをかけて、すかさず味方が寄せて奪い切る連携の凄さ、、、それも人数をかけてプレスに行っているわけではなく、最少人数でやってしまう。これは日本のチームはまだ到底できない。日本のチームは人数かけて行くしかないから…(だから全体で疲弊もする…)

そんな中でも試合は停滞することなく、双方ともイマジネーションを駆使して相手ゴールに迫る。

後半に入ると、レアルの方が少しボールを大きく動かすようになって、インテルのプレス・寄せを回避していくようになったか…な。
それが決勝ゴールに繋がったかもしれない。

しかし流れるようなプレーの連続で、この試合もボールがタッチラインを割る数も少なく、フットボールを堪能させてくれる内容。Jリーグもここのクラスへ迫っていかないと。。。

なお、本日日本時間16:00からACLのクオターファイナルのオープンドローをやっておりましたね。日本のクラブで唯一残った名古屋グランパスは、セレッソ大阪に1-0で勝ったポハン・スティーラースと対戦することになった。
ま、普通に次へ進めるでしょ。
ただし、一発勝負でアウェイだけどな。

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