リヴァプールVSマンチェスター・シティ、、、20分あたりのベルナルド・シウバのようなプレーができるくらいじゃないと南野の出番は来ないよなぁ…

ミッドウイークのヨーロッパリーグで復帰した古橋は、スコティッシュ・プレミアシップで久々のプレー。アウェイでのアバディーン戦に4-3-3のセンターフォワードの位置でスタメン、早速右からのクロスをチェストで決めてゴール。
ところがセルティックはやはりかなり怪しい。後半同点に追いつかれ、ここで2人アタッカーを投入し、フォーメーションを4-2-3-1に変更、古橋は左サイドへ、、、終盤かなりスタミナ切れとケガの影響もあってかヘロヘロになっていたし、このフォーメーション・システム変更は理にかなっていた印象。
残り時間わずかのところで左で作って右でフィニッシュしてセルティック勝ち越し。なんとか勝点3ポイントを持ち帰ることに成功。
しかしこの内容ではセルティックは相当ヤバいんじゃないか。古橋には縦へのスルーパスはまぁ出るんだが、対角線に走り込んでもまずパスが出て来ない。皆さんが指摘してるように、古橋の動き出しに合わせられるパサーが必要だな。

リヴァプールVSマンチェスター・シティは、南野はベンチ入りしたが出場機会は無し。ま、このレベルの試合でプレーするには難しいよなぁ~
シティのベルナルド・シウバが20分あたりで見せたプレー、、、中盤でパスカットしてドリブリング、2人に囲まれるが右回りで360度ターンして回避して前進、、、フィジカルコンタクトも交わし、それでも後ろから突かれるがバランスを崩すことなく、最後は追いすがる2人に加えて前からもう1人来ても交わして左のフォーデンへスルーパス(フォーデンのフィニッシュはゴールキーパーのアリソンのビッグセーブで得点ならず…)のシーン。。。
南野はまさにこういうプレーをやれないことには、そりゃこのレベルの試合には出番は来ないだろう。それを痛感させられた、私にはこの試合で最も印象に残ったシーンだったかな。
ベルナルド・シウバと南野って、体格的にもほぼ同じだろ。だけど単なる見かけの速さ、スピードというより、しなやかさ、捻りがシウバにはあるんだが。日本人選手の特長はアジリティとよく言われるが、まぁそうなんだが、軽量の選手のヒラヒラという動きだけでなくて、こういうしなやかな旋転…その連続性…というか、そういうのが実はどんどん失われていくのが日本人選手。
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/index.php?e=4139

フィジカル強化によって俊敏性を失ってしまう、、、などとステレオタイプなことを言っているのではない。フィジカル強化とともに、日本人の身体特性に合ったトレーニング方法というか、身体を練る…的な、そういう工夫なり気づきなり、あるいは身体能力・特性における根幹性というか、そういうのが欠如しているんじゃないか。
これは結構真面目に言うんだけど、武術トレーニング(身体を練る鍛錬)を若い時期から取り入れた方がイイんじゃないかと思う。
ま、フットボール・フリークの指導者には、そういう視点や感覚はまず無いんだけどね。それはフットボールだけのことではなくスポーツ全般において西洋かぶれ…というか、そういうのだけっていうのは、もはや古く時代遅れだろう。中には近年の若いフットボール選手の中に、そういう(武術トレーニングとは言わないが)のにやや気がついたり取り入れている選手もいるらしいけど。

ところで昨日、新しいビジネスプランの件でMTGしていたんだが、シュートは打たなきゃですよ…誰かに当たって入ったりするでしょ…と私か言うと、MTG相手の方も、そうですねオウンゴールもあるし…と返していただいたのは秀逸だった(笑)
その方がフットボールに興味や関心があるかどうかなど全く聞いたことも話題になったことも無いんだが、サクッとこういう反応・パス交換(言葉の選択を含め)ができる相手は信頼できるよね(笑笑)

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