Jリーグのクラブの底力を見せた、と言っていいか…

昨夜のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では、Jリーグの2クラブとも奮闘で、大体もうちょっとやってくんないか、、、と思っている私らにはなかなか満足な夜。

横浜F・マリノスは、もう1つも勝点を落とせない状況でホームで逆転勝ち。このグループは4チームが勝点7ポイント並ぶという、ちょっと珍しい状態に。F・マリノスは次のグループリーグ最終戦は中国でのアウェイ(広州恒大戦)なんで厳しいことには変わりはないが。ただF・マリノスは、ホームでもこのような試合内容しかできんのかね。ま、この試合では樋口監督には珍しい、システム変更、戦術変更があったみたいだが…そういうこともプロフェッショナルな監督らしくやってくれないと。
川崎フロンターレは中国でのアウェイ戦を1-0で勝ち切り、首位と同勝点に並んだ。得失差「1」で2位につけている。
まぁ、F・マリノスのグループもフロンターレのグループも、オーストラリアのクラブがACLでの勝ち方を見出してきたようで、それが今年から4つ巴になってきた要因だろう。実際、F・マリノスもフロンターレもオーストラリアでのアウェイ戦を落としてしまっている。ここをドローに持ち込まないと…とは言え、こういう風にコンディションと集中力だと思うわけ。そもそも毎年ACLは日本のJリーグのクラブは序盤は調子が出ない。そのままズルズル行くか、こうして反発力(というか本来の力)を発揮するか、そこにはグループ内の他のチームの状況も関係してくるし、今年は(グループステージ突破が決まったわけではないが)そこが混戦だったので、こうしてグループリーグ最終戦にグループステージ突破を賭けられることになっていると。
しかし、中国のアウェイ戦ってのは相変わらず酷いラフ(もはや「ラフプレー」「ラフなプレー」じゃないよ)が実に多い。変わらんね。川崎フロンターレの昨夜の対戦相手だった貴州人和も、ボスニア・ヘルツェゴビナのミシモビッチだってそこに染まっちゃうっていうか。こういう環境だと、アジアのフットボールは全世界的にどの地域も進化していってる中で、全然追いつけないし、差が開くばかり。まともなフットボールにならない。実際この試合だって、試合内容としてはちょっとかなりナンだ。

ちょうど今朝、来シーズンのJリーグはACLと代表戦の影響で2月開催になるかも、という記事が某スポーツ紙に掲載されているが、確かに普通にはシーズン(国内リーグ)が開幕して数試合消化してからACLなりが始まるのが望ましいところ。ヨーロッパなんか、そうでしょ。ただ2月開幕ってのはACLの影響ではなろう。そもそも1月には代表のアジアカップがあり(さらに東アジアカップもどっかに入るそうじゃないかい…)来シーズンから2ステージ制+プレーオフをやるから日程が破綻しているわけで。そんなことは前からわかりきっていたこと。論点のすり替えというか、というよりも論点・問題点の不理解、不認識ですな。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/1414

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<<前月 2024年11月 次月>>

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ