南野の時と同じように、チャンピオンズリーグで対戦して冬のウインドウで獲得したルイス・ディアス、プレミア初スタメンで高評価…

ミッドウイークに行われたイングランド・プレミアリーグでは、その前のFAカップでは途中出場だったルイス・ディアスがスタメン起用。

FAカップで南野スタメン、1ゴール。
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そのFAカップではスタメンだった南野はベンチ。
89分あたりで、南野はルイス・ディアスに替わってピッチへ。
ルイス・ディアスについて試合後、リヴァプールの選手から、もちろんクロップ監督からも、その適応ぶりが絶賛。普通に南野の序列(…旧メディアがよく使うそういう表現はどうかと思うが、あえてココでは使いますね)は後退と言わざるをえないよな、残念ながら。
とはいえ、その試合の前か後かわからないが、クロップはサブスティテューションとして南野の充実ぶりを(オリギ、チェンバレンとともに)高く評価するコメントも(そしてチームの戦力のなお一層の充実の手ごたえをも)出しているのも目にはしているんだが。ま、それはクロップの本心ではあろうとは思う。。。

私も間違いなくルイス・ディアスはスタメン起用されるだろうと思ってDAZNで視聴していたが、ルイス・ディアスのパフォーマンスは確かに良く、まぁ日本人アタッカーではこういうプレーは(残念ながら)できなかろう…という印象ではあった。
それはフットボール文化(あるいは感覚、あるいはまたフットボール観)の違いでもあると思うんだな。思考方向なり思考回路の違いと言ってもよいかもしれない。
もちろん個々の技術やセンスの違いも大いにあるが、大・根幹的にはそこかと。
だから、今から何十年も経過しないことには(あるいは、もっとの可能性もある…)いきなりリヴァプールに加わって(ずっと前からリヴァプールに居たかのような振る舞いであるかのような形容をされるような→)こういうパフォーマンスが、日本人選手にできることは無かろう。

でもな、だから日本人選手が劣っているということでも、無いんだよ。
リヴァプールのOBとかでも、南野がピッチに居ると無かったものが加わる(つまりプラス面がある)と指摘している。ただ逆に減じるものもある、とも付け加えている。ま、それは火力とか、攻撃力とか、相手に与える脅威度とか、まぁそっち方面のいろいろだろう。だから日本人アタッカーに不足しているものは、当然あるわけだ。
それにしても、そういう方面が備わったとしても、何十年も経過しても(あるいはもっとかもしれない…半世紀レベルかもしれない…)日本人選手には、ルイス・ディアスがリヴァプールにすぐに適応したと表現されるようなことは、多分なかろうと。

リヴァプールは今シーズンのチャンピオンズリーグで、ルイス・ディアスがプレーしていたポルトと対戦しており、その時のインパクトで冬のウインドウで獲得した点は南野の時と同じ。
あの試合も思い出せば、ポルトの左サイドのルイス・ディアスをめぐる攻防が大きなポイントだった。
リヴァプールはルイス・ディアスの居るサイドを攻撃の起点にしようとし、それはルイス・ディアスの攻撃を封じるためであったと思うんだが、それに対してルイス・ディアスも守備に引っ張られる(引っ張られ過ぎる)ことなくリヴァプールに危険な匂い(気配)を与え続けていた。
南野もこの試合で何度かマッチアップしていたと思う。もちろんディフェンスで。南野のトラップミスをルイス・ディアスが拾ってドリブリング、、、というシーンもあったかな。

ルイス・ディアスのプレミアデビュー戦、89分に交替でピッチに入った南野はピッチ中央で相手2人に寄せられてボールをロストしてしまい、その後をファビーニョがカバーしてくれたから大事に至らなかったが、2-0でリードしていたアディショナルタイムに、あのロストは確かにいただけない。
その直後、ベンチ前で激怒しているクロップが映されていたが、普通に考えると南野に大して激オコだったように思うが、クロップが指で「3」と「2」を示していたので(3対2の意だろう)南野より他の選手に大して激オコだったんじゃないか…説もある。
ま、誰に対して激オコだったかはともかく、日本で視聴している我々からするとルイス・ディアスのパフォーマンスの後でもあり、ちょっと意気消沈させられるシーンではあった(苦笑)

さて、南野のリヴァプールでの冒険もいよいよ今年夏まで、、、だろうか。地元メディアの中にはそういう示唆もあったように記憶しているし。。。

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