ルヴァンカップ…ファイナル雑感。

昨日、来年の女子ワールドカップのグループ分けドローがあり、スペイン、コスタリカ、ザンビアと同組となった。日本はポット2で、ポット1(開催国のオーストラリアとニュージーランドを含む)の中では最もやり易い相手なんじゃないかと思うが(ちなみにFIFAランクもポット1の中ではスペインが最も低い)アンダーカテゴリーのワールドカップで最近かなりやられてるんだけどな。
昨夜行われたU-17女子ワールドカップのクオーターファイナルでも、1-0でリードして迎えた最終盤にスペインに逆転負けを食らっておるが。
なお11月のヨーロッパ遠征ではイングランドとの対戦に続いてスペインとの対戦決定が、JFAからつい先日発表されたばかりだ。(11月11日にイングランドと対戦、15日にスペインと対戦…どちらも現地時間)

さて本日のタイトリングである昨日行われたルヴァンカップのファイナルについて、あれこれ雑感を書かせていただきます。

まず、これはずっと以前から思ってるんだが日本って、トーナメントの決勝戦が扱いやすいんだな、と。つくづくそう思いますね。フットボールのカップ戦(天皇杯、ルヴァンァップ)についても、肝心要のJリーグやフットボールメディアがそうなんだもんな。(だから勘違いする向きもとても多い…)
一番大事なものはリーグチャンピオンなんだけどな。
ヨーロッパのフットボールシーンを見てごらんなさいよ、、、カップ戦はそういう扱いですよ。

そもそもタイトル獲得という表現をするのが誤り。カップを獲得したい…でイイじゃないですか。
国際的にはカップ獲得、でしょ。
もっともあの「エルゴラ」ですら(だいぶ前だが)今回のカップ戦ファイナル連続にタイトルって文字を使ってたからなぁ、、、日本ってそんなもんかと。
ま、表彰式のボードでは「ウイナー」と掲示していたからちょっとは許せるけどね。(カップ戦優勝者はチャンピオンじゃなくて「カップウイナー」)

フジテレビの中継カメラ、メインのカメラがヘタクソ。遠いよ。試合が始まっても寄せ方を掴めなくてフラフラしてるし。
サッカー中継したことがない…あるいは、ああそうか、、、新国立競技場での中継をしたことがないカメラマンなのか???
そしてゴールシーンとかですら、リプレイが1つしか流れない。スイッチャーの怠慢もしくは力量不足。選手の顔の抜き映像を延々流してるし。

試合の方は、イングランド・プレミアリーグの優れた精緻で複数駆使するシステムを視聴した後では(実際昨日午前中に見逃し配信で視聴してたんで…)相当クラスなり次元が落ちる。これは選手の能力というより、コーチングスタッフの絶望的と言えるくらい世界との差が存在している…としか言い様がない。

セレッソ大阪の先制ゴールは、サンフレッチェ広島の最終ラインでの(Jリーグでも結構多い)迷うこと微塵も無しのノールック・バックパスをかっさらわれてのゴール。
なんでああいう風に、まるで思考停止のようなバックパスを自動的に(?)するんだろうなぁ。

セレッソは1-0でリードした状況の70分に、清武と北野を投入(2枚替え)したんだが、清武だけならいざ知らず北野まで同時投入とは、知らんぞ~ 知ーらんぺ~って私言ってたんだよね。
ま、ヨニッチのレッドカードはその後で(記録を見ると79分)直接的因果関係はないけども、どうしたって前の強度が落ちるでしょうが…と。
そもそも清武は絶対途中で入れると思っていたんで、清武1枚についてですら、知らんぞ~って私言ってたんだよね。
北野についても、もちろんイイ選手だが、もしかしてニューヒーロー賞受賞したから御披露目でもしたかったんか…と思うくらいだ。

そして同点となるPKを与えたシーン。なんであそこで片方の手(腕)だけ上げるんかね。まるで不可思議。
相手のシュートをブロックする意識があったなら、身体で行くでしょう…頭とかでも…あそこで腕が上がるってことは、普段のトレーニングの中でもやってんじゃないか???

ま、とりあえず、そんなこんなですかね。
最終盤に劇的な逆転となって、面白く思ってくれた向きもあるでしょうから、その点はよかったかもしれないけどね。

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