テストマッチ対戦相手…ネームよりアジアの新興国。

昨日は天皇杯2回戦の観戦に、某スタジアムに行っておりました。

ところで、余計な話だが「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)なる国際大会に日本が出場するとかしないとか、やっとメディアも扱い始めたようだが、そもそも「サッカーのワールドカップのような国際大会」などという日本の旧メディアの扱い方からして大間違いなわけで。国際連盟が主催するイベントでは全然なく、一部の営利目的のためのイベントがWBCの正体なのでって、それを日本の旧メディアは隠してきたわけでしょ。あるいは、わかってたような、わかってなかっただけなかったのか。だからMLBも本気でやってやしないし、プレシーズンマッチみたいなものに過ぎない。大体、開催地であったアメリカ国内での扱いや関心なんて、どマイナーの極みだったわけ、具体的な数字はここでは出しませんが。そんなものを日本国内では囃し立て、超過剰に持ち上げてきた。一生懸命やってんのは、そして国内で騒いでんのは日本と韓国くらいなもんだろ。少し前に朝日新聞の投書欄にも、ご年配の方の投稿が掲載されてましたよ…野球版ワールドカップという触れ込みでスタートしたWBCだが、サッカーと違い、大リーグと大リーグ選手会で作る運営会社(WBCI)が主催する招待試合である…って。もうちゃんと気づいておられる。そういう偽物を日本国民に刷り込むのはあまりに罪が大きいので、もうやめませんか。旧メディアの人たち。
ちなみに、IBAFワールドカップというベースボールの「ワールドカップ」は存在してるんですよ。いま開催中だよね。

回り道が長くなった。
さて、先日のベトナムとのテストマッチを見た感想として何人もの方が、ネームだけの対戦相手を呼んでテストマッチをやっても長距離移動で時差ボケで、本気度もよくわからないのでもはや不要…アジアでも真剣に強化をはかって力を伸ばしている国が幾つもあるんで、そういう国とテストマッチやる方が適切、、、な~んて論調を述べておられました。これは全くそのとおりですね。ましてやアジアの戦いを展開している最中では、特に東南アジアの対戦相手は身のこなしも早く柔らかく(身体的柔らかさという点では日本選手よりも柔らかい。ムエタイなんか見てるとよくわかるはず)あわせて急速にスピードや持久力もつけてきているんで、日本が世界を相手にする時のアジリティとかテクニックとかスピードといったアドバンテージが生かせない(生かしにくい)ところもあるわけで、それがまたトレーニングにいいんじゃないか。基本戦術そのもののトレーニングにもなるでしょ。移動距離も少なくコンディションもいいし、何よりアジア・チャンピオンとの対戦でヤル気満々だし、アジア・チャンピオンへの敬意もちゃんと持っているように見受けられるし、昔と違って質や理念も向上してきたと思うのでヘンなケガをさせられるリスクも少なくなったと思うし。
我々ファンやサポーターも今さら、さしてヤル気のないスター選手を呼ばれても特に嬉しくもないし、そもそも強化にならないことくらい承知(それだけ日本ナショナルチームが次のフェーズへ進んだということだが)なんで、そういう考えでよいと思われる。ま、たまにはネーム・バリューのある国を呼ぶとしてね。そうしないとライト層がついて来られないし、その代わり呼ぶ時は、呼ぶ国はできるだけビッグネームにすると。そういうフェーズだよね。

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