シュートを打つまでのビジョン??

昨夜のクラブ・ワールドカップ、柏レイソルVSサントスは、決定力(決定力というよりゴールを生み出すセンスとスキルと技術と、あとはえっと…)の差をまざまざと見せつけられて前半だけで2失点。ファイナルスコアは1-3。サントスは大したシュートチャンスじゃないのにゴールを生み出す。

もうちょっと拮抗した試合にできるんじゃないかと、実は期待してたんだが。
しかしあれを短絡に「決定力」と言ってては、きっと何も解決しなんだろう。もちろんシュート(キック)の技術、シュートボールの凄さはわかるが、問題はそこではなく、シュートを打つまでのところ。マークをされてても、ブロックに来られても、何かちょっとした間(ま)なりスペースを作り出してショットする。Jリーグの試合でもブラジル人選手がそういうプレーをよく見せてきたが、その度に上手いなと感じているが、サントス所属選手なんて、Jリーグでプレーしている選手よりもさらに1枚上なんだから。そういうのって、きっと自分がどこで、どういう状況で、どういうボールを受けたら、どう相手ディフェンダーと相対して、その時のゴールマウスへの道筋がどうで、どうやってシュートを、どういうシュートを飛ばそうか、、、なぁ~んていうビジョンの問題ではないのだろうか。それは瞬時にイメージできるかどうか。そこが日本人フォワードとの決定的な違いというか、そもそも領域の違いというか。
柏レイソルにも決定的なチャンスは幾つもあった。そこで捻じ込める、捻じ込めないというよりも、その前のビジョンを語ることの方が先決というか、根本的な部分のように感じさせられたのだが。

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