最終節はこうでなくっちゃ(イングランド・プレミア閉幕)

同時刻キックオフで行われる最終節。昨夜は大盛り上がりで日曜日の夜がふけていった。

勝てば44年ぶりの優勝のマンチェスター・シティ。ホームで迎えた最終節はQPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)だが、QPRも残留がかかっており、一筋縄ではいかない。QPRは、勝点差「2」で追いかけるボルトンの試合展開を気にしながらの一戦。マンチェスター・シティと勝点で並ぶ(得失点差で2位)マンチェスター・ユナイテッドは、とにかく勝って、シティがこけるのを待つ。ボルトンは前節ホームで土壇場で勝点3を逃してしまい(終了間際に追いつかれてドローという不細工な采配)QPRに追いつけず、最終節はアウェイでとにかく勝つしかない…勝って、QPRがシティに負けてくれることを祈るしかないという状況。
で、前半終了時点で、シティが1-0でQPRをリード、ユナイテッドも1-0でリード、ボルトンがアウェイで2-1でリード。QPRは同点に追いつかなくてはならないし、シティは何か重苦しいなぁ…と思っていたら、後半立ち上がり早々、アンカーの凡ミス(ヘッドのクリアミスを相手フォワードにラストパスしてしまう)からよもやの同点ゴールを叩き込まれる…その後、QPRが退場者を出す…勝たなきゃ優勝のないシティだが、残り30分以上もあるんで何とかなるのかと思ってたら、まさかのカウンターから失点、、、どへぇ~。
それから攻め込む押し込むシティ…ボールポゼッションは80%を超えたそうだが、何かイマジネーションが足らない、というかイマジネーションが、無い…引きこもられるとやっぱりこんなもんか、シティの選手たちも大したことないな~と思いつつ、、、相手ゴールキーパーにシュートをぶつけてばかりいると、ノセちゃうんだよな~とブツブツ言っているうちに時間は過ぎていき、、、85分(後半40分)経過くらいで、もうこりゃダメだな、と口にしましたよ、私。ボルトンは2-2に追いつかれたので、QPRとしては1点取られてドローでもいいどころか、そのままボルトンが勝ち越しさえしなければ、負けたって残留決定となる状況。
で、ロスタイム。シティがようやく、ようやく、まさかの同点ゴル、でもまだ優勝はできない、、、さらに2分後(?)にまさかまさかの逆転ゴル。既にユナイテッドの試合は終了していて(1-0で勝ち)ボルトンの試合も終了(2-2)した模様…逆転ゴールの後、QPRはキックオフのボールを大きく蹴り出しただけで、あっそっ…それなら終わろうか…って感じのレフェリーのホイッスルで、この両チームにとってはどちらとも良い結果。土壇場の連続2ゴールで、シティが優勝となった次第。
やぁ~最終節は優勝争い&残留争いで、こうじゃなくっちゃ。昔はセリエでしばしばこうだったよな。Jリーグでもこういうスリリングなの多いんだけどな…メディアが伝えないだけで。
試合終了とともになだれ込むシティのサポーター…まるで運動会の閉会式みたいだ。だが、何分か後の優勝カップ授与セレモニーまでには、整然としたピッチに戻ってたのは笑った。ちゃんと自分の席に戻ったんだろうか。芝生をはがしたりゴールネットを切り取って持って行ったりしないのは、イングランドのプライド(?)か。
あ、私は別にシティを応援してるわけではないんだが、何となくね、特に今シーズンのユナイテッドの試合では謎のレフェリングやらロスタイムが多くてね…ちょっと優勝はさせたくなかったんだな。

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