オリンピック代表メンバー発表。

昨日13時から「なでしこ」ならびに男子U-23代表のメンバー発表があった。「なでしこ」の方はTBSの情報番組の中で生中継という謳い文句だったが、チラ見していたが、あれのどこが生中継なんだ!???ってなもんだった。

そんなのは大体予想の範囲だったが、スタジオでのトークがほとんど。別途ネットで完全ライブ中継が入っていたんで、その絡みかもしれないが、いずれにしても誇大広告も甚だしい。それと芸能プロダクションに所属している選手押しのVTRがあらかじめ用意されているのが、なんだかなぁという感じだった。相変わらずですなぁ、TV屋は…
もうちょっと余計な話になるが、TVということでは、そこに出演している連中の知識や感覚が相変わらず古いまま(変化してないまま)なのも同様。高校野球を引き合いに出したり、アメリカではサッカーは人気ないとか言ったり…いろいろ変化が出てることも知らないのか、知ってるのにこの時間帯の視聴者は何も知らないだろうという前提で刷り込みをしているとしたら悪質であり、視聴者をバカにしていることこの上ない。

さて「なでしこ」の方だが、何も驚きもなく(それは決してよい意味ではないのだが)岩渕も丸山も選んでんだけど、どっちかにするのかと思ってた。ともにケガ明けで相当これから頑張ってもらわないと、本番で使い物にならない可能性もある。ジョーカーになれるのか。センターバックの矢野は、先日のスウェーデン遠征で通用しないことが明らかになったはずだが、宇津木がやはりスウェーデン遠征で靭帯をやってしまったので、間に合わなかったというか、無理をさせなかったんだろう。センターバックのバックアップもそうだが、サイドバックに至ってはそれこそバックアップがいないようなんだが大丈夫なのか?? ま、18人のメンバーはこれでいいのかどうかわからないが、これしかないのも事実だろうな。期待なのか注目なのか、とにかく世間の扱いはきわめて高いが、非常に難しいというか厳しそうだ。何しろ新戦力というか、上昇気流に乗っている選手がいない。こういうのは惨敗するケースだ。これまでレギュラーでなかった選手たちが爆発してくれるか確変してくれることを、願うしかない。

U-23代表の方は、まずは、左サイドバックの比嘉を外したんだな、っていう感じ。でもこれで、酒井高徳に相当頑張ってもらわないといけなくなった。このチームで酒井高徳がフィットしているとは言えず、狙われる可能性もある。それで調子を崩してシュツットガルトに合流、というのは避けたいんだが。
フォワードでは、大迫を外して杉本健勇を選んだのが目を引くだろう。大迫のポストも悪くはないんだが、国際大会では物足らないのも事実。スペインの指宿でもなく、ポストプレーを期待して杉本健勇ということか。いい選手なんだけど、まだまだ迫力が足らない。化けてくれないだろうか。
アタッカーでは東をまだ選ぶんだなぁ。ふ~ん。原口も外してるし、高木善朗は?? アタッカーとして決定力を期待するなら、大前とかはどうだったんだろ…ま、全然(合宿に呼んだ程度で)試してないしな。宇佐美と齋藤学のシュート力に期待するのか??
あとは扇原の確変を期待するしかないな。中盤セントラルに、もっとゲームをつくれる選手が必要だと思うんだがな。そこを扇原の確変に期待するしかないとは…ちょっと。どこまで仕上げてどこまで、どういう戦いを見せてくれることやら。せめて、グループリーグを突破するくらいはやって欲しいんだが。
あ、山村は残って(選ばれて)ますな。宮市って言う向きもあるが、クラブ(アーセナル)で頑張ることでしょ。

今後のテストマッチは、7月11日に東京(国立競技場)で壮行試合があり、17:15キックオフで、なでしこのオーストラリア女子代表戦、19:55キックオフでU-23のU-23ニュージランド代表戦。フジTVで中継。
その後、U-23は7月18日と21日にノッティンガムでU-23ベラルーシ代表、U-23メキシコ代表と対戦。7月18日は日本時間22:15(現地時間14:15)キックオフで、フジTVで中継。21日は日本時間22:10(現地時間14:10)キックオフで、TBSで中継。どちらも明らかに日本のTV事情に合わせてるわけだ。
なでしこは、7月19日にパリでフランス女子代表と対戦。日本時間24:15(現地時間17:15)キックオフで日本テレビで中継。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/761

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      

<<前月 2024年09月 次月>>

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ