香川のプレーはどうだったか。

日本時間早朝のチャンピオンズリーグ、レアル・マドリーのホームに乗り込んでの一戦。みんなが予想したとおり、日本から戻ってきた香川を先週末のリーグ戦で起用せず、この試合にスタメン起用したファーガソン。

スタメンだとして、どこでどう使うのか…大一番では戦術を練ってくるファーガソンは香川を1.5列めというか、シャドーの位置(日本の皆さんの言うトップ下)に置いた。で、ルーニー(ちなみにルーニーは右サイドの守備に追われていた感が…)やファン・ペルシを(特にファン・ペルシを)どんどん追い越して行け、っていう指示だったみたい。香川もそういう走りを何度か見せたが、どうもリターンが決まらず。1つ、香川の足元に強いボールが来て大きく弾いてしまった場面があったが、あれは惜しかった。
で、後半は位置を変えて(ファーガソンが戦術を変えて)左サイドハーフに。ここではやはり窮屈か…レアルの対人プレスも激しく、ほとんどプレーができなかった感が。左サイド深い位置まで戻っての守備にも追われ。特に、ハーフウエイライン付近で横にドリブリングしているところを多分ベンゼマに潰されて逆襲を食らったところは危なかった…危うくゴールを奪われるところだった。…んで、65分くらいで交替。リーグ戦を休養させてもらってのこの早い交替は、正直ちょっとさみしいかも。前半の戦術の中で、シュートを打てればよかったんだが(ゴール前のこぼれをショットした1本のみ)どういう評価になるだろうか。
ウェルベックのヘッドは実にウマイ!っていうヘッドだった。こういう試合になると(組織戦術とはちょっとナンだけども)ああいう選手が1人いてくれて決めてくれるとチームは楽だ。ルーニー、ファン・ペルシ、香川を揃えて起用し、ウェルベックも起用した中で、中盤セントラルにもうちょっと球出しのできる選手がいれば、さらによかったんだろうとも思うが、一方でこの試合は中盤で身体を張れる選手が必要、という判断もあっただろう。ファーガソンとユナイテッドにとっては、アウェイで、大体まぁ思惑どおりのドローだったんじゃないか。

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