エコライフフェア2009
6月の6日,7日に代々木公園で行われた、「ECO LIFE FAIR」2009に
行ってきました。
一見、ずいぶんたくさんの企業が、参加しているんだ、
日本も捨てたもんじゃないな、と驚きましたが、
結局、見終わった時点での感想は、エコを理由に
企業宣伝をしている感の強いブースが、多かったかな
というものでした。
企業同士が協力してエコに貢献する、みたいなものがないんですね。
「うちは、こんなに地球の事を考えているんですよ、立派な会社でしょ」
を強調するだけのような。
もちろん中には、小さいながらも、真剣に取り組んでいる
団体もありました。
一般市民のエコライフの意識を少しでも促せたら、
それだけでも、やらないよりマシですがね。
しかし、これから10年くらいの間に、かなり努力しないと
人類がしてきた、身勝手な自然破壊で、地球は大変な事に
なる...と言うか、手遅れになるんだよね。
十分楽しんだ自分たち大人は、いいかもしれないけれど、
子供達が、かわいそう..と言うか、将来、確実に悲惨な事に
なるんだけどね。
けっこう、他人事でいる人は、多いと思いますが、
ほんとヤバイですよ。
なので、偉そうな事でなく、身の回りでできる、エコ、
なな号もしています。
(この日、運動不足解消もできると、自転車(リカンベント)で、
自宅と代々木公園を往復しました。膝が笑ったゼ、へへ)
まだ、エコがこれだけ語られていない昔、夏に水不足になる可能性が
あるので、水を出しっ放しで、歯磨きをするような事は、慎みましょう
なんて事を言われた時がありました。
それに対し、ある友人が「私一人が、流しっぱなしをやめたからって、
どうっていう大きな変化はないと思うから、今も流しっぱなし!」
と、あっけらかんと言いました。
その時点で、私達は「じゅうぶん分別のある大人」と言われる年齢でしたが。
そう言う意識を持つ人が、友達だなんて...けっこうショックだったな。
話は変わりますが、写真は、古ふとんの中綿をリサイクルして
作った靴下だそうです。
無料でいただきました。
いただいてこんな事をいうのは、とてもひどい話ですが、
正直、「エコはダサイ」という、この商品に共通するイメージ
まだ、あるかもしれませんね。
社会全体で取り組めば、エコに意識がなくても、欲しいと思える商品は
いくらでも開発できると思うんだけど。
身勝手で、贅沢になり過ぎた人類。
さて、どこまで生き延びる事ができるでしょう。