2012年06月11日 Monday
犬譲渡会
とうとう、梅雨に入った関東地方ですが、まさしく 梅雨の晴れ間となった10日、ドッグレスキューという団体が 自由が丘で開催した、犬譲渡会に行ってきました。 この団体は、捨てられたり、飼育放棄、虐待など 様々な現場から犬猫を救出し、 適切な治療を行い 新しい家族の元へ届ける活動をしています。 最後の最後まで、関わった犬猫には愛情と責任 を持ち、活動を続ける素晴しい団体です。 ここに行った理由は、こういう状況にある犬を 1匹でも助けられればと思った、なな号の妹の お供、兼、現状を自分の目で確認したかったためでした。 妹が、つい最近まで飼っていた犬(老衰で亡くなった)も 譲渡会で譲り受けた犬でした。 ボランティアの預かりさん(里親が見つかるまで、預かっている方達)の ブログを、くまなく見て、妹が里親になりたい第一候補だった、 生まれながら、後ろ足2本に障害がある「ゆーたん」チワワ2歳。 おとなしく、やさしい性格でした。 もう一匹、推定年齢7歳のチワワ「こころ」。 妹はその気満々だったのですが... 突然、いっしょに付いて来た妹の息子が「犬は飼いたくない」 と言い始めたのでした。 飼ってもいい、という気で付いて来たはずだったのですが...。 ここにいる犬達は、年齢がいっていたり、障害のある子 ばかりですから、正直、ころころしたかわいい盛りの 子犬はいません。 現実を見て、気持ちが萎えたのかもしれないな。 2人家族のうちの1人が嫌だと思うのでは、 とても犬を迎え入れることなど不可能。 「ゆーたん....」妹は肩を落とし、思いっきり後ろ髪を 引かれながら、息子と家路につきました。 救いは、なな号達がいた間だけで、4匹の犬達が 新しい家族に迎えられる、手続きが行われた事です。 先ずは、正式譲渡の前のトライアルですが。 「犬のオークション会場で、売れ残った犬達が 会場の裏に、捨てていかれるんです」 「大きくなればなるほど、売れなくなり、手元に おいておけば、食費もかかりますからね」 「この子とあの子が、そうなんです」 「この子は、どういう経由でここにたどり着いたのですか」 となにげなく聞いた質問の答えがこれでした。 絶句し、涙出そうになりました。 1匹でも多く、幸せになって欲しい。 改めて、心底そう思ったなな号でした。 |
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