住宅



私の家の周辺（東京、世田谷区）は、最近
一戸建て住宅の、新築ラッシュ。

住宅ローンの金利が安いから「新築しなければ損！」
と言わんばかりの勢いだ。

そして、古い家が壊され、更地になると、その場所の
あまりの狭さに、驚くことが少なくない。

人間は、与えられた環境の中で、どんな風にでも
生きていくものだ。

「世田谷の一軒家を持つ人に対して、何て失礼なことを
言っているんだ」と思う人がいるかもしれない。

でも私は「金銭的価値」と「豊さ」は時々、すごいギャップが
あるものだと思っている。

私は今日、仕事の撮影で軽井沢に行ってきました。
避暑地であり別荘地でもある。
一物件あたりの敷地の広いこと！
でも、ここで仕事をしながら生活するのは大変そうです。
東京との接点は新幹線がメインで、交通費がかさむし･･･
都内のどんなに狭い敷地でも、地の利というのは代え難い価値がありそうです。でも･･･日本の住宅環境は確かに狭いですよね･･･

新しい家が建つと、その前の風景は記憶からどんどん薄まっていき、
「あれ、ここは前にどんな家が建っていたんだっけ？」
となりますよね。古い写真の中にのみ残っている家を見ると、時々記憶の中の不透明な風景に感慨深いものを感じます･･･

狭小住宅を建てる番組がありますよね、建物に興味があるので見てますが、
設計士がどんなアイデアを駆使して建てるか・・・。
私は幸いにも６０坪の土地の一戸建てに住んでいます。
周りにはマンションがどんどん建てられて、完売していきます。
どうしてそんなに売れるのというくらいの勢いです。
不景気なんて嘘みたい。

私の記憶力はとてもひどいので、建物が壊されると、以前の風景はほとんど思い出せません。たぶん、その場所に対する、思い入れがないからだと思います。

一生、賃貸住宅に住みたくはないと、ほとんどの人が思っていると思います。
だから、買える人達は、金利の安いうちに買おうと思うのは、うなずけます。
景気がよくならないのは、国民がお金を使わないのが、理由のひとつで、実はお金を持っている人は、たくさんいるのですね。

記憶力の問題と違い、誰でも「えっ、この場所にはなにが建ってたっけ？」
となりますよね。
脳年齢20歳の私でもそうですから。　へへっ脳年齢自慢でした。

そりゃあー自慢できますぜ！

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