2012年10月08日 Monday
定例勉強会10月の「電塾」
先月初めて参加した定例勉強会「電塾」に、今月も 参加してきました。 ちなみに、電塾とは... 1997 年9 月に発足した、プロフェッショナルデジタルフォトを 学ぶためのユーザー 自身による勉強会です。 この日のテーマは、「新しい光源としてのLEDの可能性を見る」でした。 我らが「玉ちゃん」こと玉内公一講師(写真のマイクを握っている方)の、 多大なるご尽力により、各メーカーから力作のLED照明が ご披露されました。 しかし、なな号個人的には、しょっぱなに紹介された 「Xicato社のLEDモジュール」の製品に、思いっきり 身が乗り出し、釘付けになりました。 完成されたLED照明ではなく、LED照明のパーツとなる 「LEDモジュール」なのに、です。 そもそもXicato社とは、アメリカのシリコンバレーで生まれた ベンチャー企業です。 立ち上げメンバー3人の経歴も、興味深いものでした。 日本ではまだ、Xicato Japan社として海東さん(製品を持っている方) お1人しかおられないのだそうですが、今後飛躍的に 成長する会社であろう事は、素人のなな号でも 容易く想像できました。 なぜそこまで、なな号が食いついたか。 現在、LED照明は、もちろん撮影用の照明としてではなく 一般に「エコ」、「熱を出さない」ともてはやされ、 すごいスピードで普及しているのは、皆さんご存知の通りです。 しかし、意外に理解されていないのが、欠点を含め LEDの特性とクオリティーです。 海東さんによる、わかりやすい説明をうかがった時点で なな号、唸ってしまいました。 そうなのか... 欠点をわかったつもりでいたけど、今まで なな号が使ってきた、写真撮影用LED照明って... Xicato社のLEDモジュールは、そのLEDの欠点をみごとに クリアーした、すばらしい製品なのです。 製品は、写真の、黒い冷却部品の上に乗った グレーの、わずか直径45mm×高さ16.9mm 光学開口径22.2mmの部分です。 こんなに小さくて、さもない製品のように 見える(すいません!)のに、LEDの欠点をカバーし 能力を最大限に生かした、優れもの! すごい!わくわくする!欲しいー! メカニカル的説明がないと、説得力がないですよね。 ご興味のある方は、こちらのサイトにどうぞ。 当然の事ですが、休憩時間に、参加者がわらわらと 海東さんの回りに群がり、海東さんは質問攻めで 大人気となりました。 もちろんなな号も、その群がったうちの1人でしたが。 この日最後のお楽しみは、「フォトキナ」で発表された 山田久美夫さんによる「今年の新製品」のご紹介。 前回と同様、豊富な情報と知識とユーモアを交えた 山田さんの解説は、2時間半近い時間にも関わらず、 あっという間に感じられるほどの、充実した すばらしい内容でした。 なな号にとって、山田さんが、惜しげもなく見せてくださった ご自身でテストされた、カメラに関する性能データは、 それを拝見できただけでも、電塾に参加する価値が あったなぁ。 山田久美夫さん、すごい方です。 なのに偉ぶらない、フレンドリーな方なのが またすばらしい! いやはや、この日も、すごい充実感と感動、 懇親会まで参加してしまったほどでした。 まぁそのおかげで、ブログに即日アップ できませんでしたが。 ただひとつ、残念だったのは、GH3の情報が まだ解禁されなかったことでした。 次回のお楽しみができたって事ですな。 |
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