鼻息&ため息
今日も立派によく働いてくれた、愛車プリメーラ。
いたわりつつ運転していると、色々な思い出が
浮かんできます。
このスタイル、好きだったんだよねぇ。
この優しいラインの後ろ姿も。
今日は、アメリのトリミングの日なので
半日ひとりっ子のジャイ。
いつもより、甘ったれです。
ゆるんだ顔で、ジャイを眺めていたら
電話が入りました。
「オートテラス八王子南の店長の○○です」
店長: 「昨日は当店にお越しいただき、誠にありがとうございました。
それでご覧になっていただいた車、インサイトの件で
お電話させていただきました」
なな号: 「はい」(やな予感)
店長: 「実はあのお車、業者に売る事になっている車でして...」
なな号: 「はぁ〜?じゃぁ、購入する事ができないのですか。
そんな車を、私はわざわざ見に行ったのでしょうか」
店長: 「あ、い、いや、そうわけではないのですが、業者とまだ
連絡が取れていないので」
なな号: 「と言う事は、連絡が取れて、やっぱり売れない
と言われる事もあるわけですね?」
店長: 「あ、まだ何とも...今日、野沢店に電話を入れたら
担当さんも店長さんも、お休みだとうかがったので、
こちらから中間報告をしておいた方がいいと思い...」
なな号: 「私が知りたいのは、私が購入できるのかできないのか
だけです。そんな事情はそちらにうかがう前に
詳しく説明があるベきですよね」
店長: 「昨日はその業者が休みで、連絡が取れなかった
ものですから、説明不十分ですいませんでした」
なな号: 「もし購入できないのでしたら、あれと同等の車を
すぐに探してください!なんだか、とてもがっかりです!」
店長: 「はい、とにかく中間報告ですから、また業者と連絡が
取れ次第、お電話させていただきます」
この時点では、なな号、ちょっと頭に血が上り気味で
気がつかなかったのですが、この店長さん、性格が
実直過ぎるが故、こんな中間報告の電話を入れて
くださったのではないかと思います。
それから、たったの10分後。
店長: 「すいません、業者と連絡が取れまして、まったく問題ありません。
もし、連絡の行き違いで野沢店の担当さんから、あの車は
もう手に入れられませんと連絡が入っても、問題ありませんので
ご安心してください」
やっぱりいらなかったのでは?中間報告。
「また振り出しに戻り、最初から?」となな号、半べそでしたぞ。
それから、さらに2時間後...
そんな事情は伝わってないらしい、担当奥村さん。
休日中にもかかわらず、明るい声で明日の契約段取りの
電話をいただきました。
そ、か。
本当に車は買えるって事なのね。
やっと確信できた、なな号でした。
仕事とはまったく異質の疲れが、どっと出た。