2021年02月14日 Sunday
富士丸という犬
写真の大きいブログ 2005年から始まった「富士丸な日々」という ブログがありました。 ハスキーとコリーとのミックスの富士丸という犬は 保護犬で、大袈裟でなく一度見たら忘れられないくらい とてもユニークなビジュアルのワンコでした。 そのユニークなわんこと、関西出身の独身男性が繰り 広げる生活を綴ったブログは、とても人気になり、 なな号も欠かさず見ていました。 結構犬好きの著名人も見ていたようで、糸井重里さんとも 対談をしたりしていました。 悪気は全くないのですが、たまたま飼ったワンコで、 こんなにも有名になる人もいるんだと思った。 実際ワンコがらみで、連載を持ったり本を出版したり、 色々仕事をしていましたから、このユニークなワンコの おかげで彼の人生が変わったと言っても過言ではないと 思っていました。 ところがそのワンコ、たった7年で原因不明の突然死で この世を去ってしまったのです。 そんな... ショックを受けた富士丸ファンも多かったはず。 その飼い主さんは、それからしばらくして、また保護犬を 2匹飼い始めました。 保護犬でよく見かけるタイプの、かわいいミックス犬です。 正直もうワンコの力だけでは、仕事は来ないだろうなと 思っていたけど、ブログの人気は衰えなかった。 そういうなな号も、その後の彼のブログもずっと 読み続けていますが。 その後ワンコグッズの販売を始めたり、事業展開を 広げていったのです。 心底犬好きな人が、犬のことをひたすら考え、仕事に 結びつけていったという感じ。 ブログを読むだけのなな号でしたが、ある時犬の歯石に 関する製品の試作をしていて、モニターを募集している ということを知りました。 普段、こういうものに応募をしないなな号ですが、 ひたすら、犬のことを考える飼い主さんが手がける 製品自体に興味があったので、応募してみました。 ブログの読者は相当多いはずで、もちろん抽選です。 なので選ばれなければそのままか、良くてもメールで 「選ばれませんでした」くらいのご報告が来るのだろう と思っていました。 そしたらある日、こんな封書が届きました。 落選のご報告と応募のお礼、そして富士丸ステッカーが 入っていたのです。 こだわりの彼らしく、切手もおしゃれ。 正直驚きました。 ただの落選の報告なのに。 そして気がつきました。 こういう姿勢の積み重ねが、今の彼を形成してきたんだ。 ワンコのキャラだけで、どうにかなってきたわけじゃない。 そういうこと全てが、ブログに滲み出ていたんだね。 そういう人が人の心を動かすんだよ。 気づくの、ちょっと遅かったけど(笑) ※今日のお楽しみ ももちゃん。 めっちゃかわいい。 この子が昨日載せた、ぱんちゃんと遊んだ子です。 正直、見ていてビビったよ〜。 まだ2歳のボーダーコリーです。 悪気がなくても、つい興奮し過ぎ、距離が縮んでうっかり 噛みつきでもしたら、こんな小さくて華奢なももちゃんなんて、 ひとたまりもないと思いました。 いきなり興奮マックスになるし、とても俊敏でしたから。 もちろん、最悪の事態の場合で考えすぎと言われるかも しれませんが。 とにかく事故がなくてよかったです... なな号、用心のためアメリをかなり遠ざけていました。 |
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