今日の



今日は晴天。
これが、今日の富士山です。

そして、こちらが今日の担当看護士さん。



本当に頭が下がります。

この若さで、いやな顔一つせず、口の中から
下の世話までテキパキとこなし、それだけでも
すごいと思うのに、とてもやさしく、声をかけ
反応の薄い母の様子を、根気強くうかがってくれます。

この仕事、なな号には、絶対真似できません。

母はこの病院にいれて、つくづく幸せだと思います。

富士山



午前11時、病院の窓からの富士山です。



午後３時の富士山。

なぜなんだろう、あっという間に、１日が
過ぎて行きます。

声



このところ、食べる事ができなくなり
点滴をしながら、眠っているだけの母です。

声をかけても、なかなか返事も聞けず
かろうじて聞ける声は、聞き取れないほど
小さな声、しかも会話をしている最中に
トロトロと眠ってしまいます。

数週間前の母からは、想像できないくらいの
変わり果てた姿に、改めてこの病気の残酷さを
思い知らされている、なな号です。

しかしながら、本人が体の痛みを感じていない事は
かなり幸せな状況でしょう。

病院から、べそべそ泣きながら車を運転し帰り
妹に報告しながら、またべそべそするも
しっかりご飯を食べ、ぐっすり寝むれるなな号は
我ながら、図太い神経の持ち主だと思います。

もう一度、もう少しだけ声を聞かせてくれ、母よ！

地場野菜



土曜日に仕事が休みの妹と、母の入院してる病院に
向かいました。

その道すがら「地場野菜」と言う幟を発見。

さっそく、寄ってみました。



近くで穫れた新鮮野菜のイメージは、購買欲を
そそりますよね。

しかし、残念ながらイマイチパンチのない
青空市場ですな。

東京の世田谷の、なな号の住む近所でも、
たまに開かれますが、こういう試みは、
どんどん増えて欲しいと思います。

生産者の顔が見えるのは、消費者も安心ですし
生産者も、消費者に面と向かえば、気合いの入り方が
違うと思うんだよね。

野菜好きのなな号、新鮮なおいしい季節の野菜を
毎日いただきたいです！

これ、大切な事だよね。

つくづく思う



母の背中をさすりながら、人間の一生を考え
思わず、こぼれそうになる涙をこらえるなな号です。

けっして悪くない人生だったはず。

でも、もう一度、もう少し回復して欲しい。

そして、せめて、たわいのない普通の会話をし
笑顔で過ごせる時間が欲しいと、願ってしまうのは
欲ばりでしょうか。


ここの看護士さんの誠意に、癒される日々です。