失点する時間が非常に悪いわな…
2013.06.16
日本時間今朝のコンフェデレーションズカップ、ブラジル戦。キックオフ3分で失点してちゃぁなぁ…
後半も3分、そしてロスタイム…失点する時間が非常に悪く、イメージも非常によくない。
最初の失点は、あれはネイマールのシュートが見事なんで、ゴールキーパーの川島にはノーチャンス。だが、左サイドバックのマルセロの放り込みを、1トップのフレッジが胸で落としてネイマールのワールドクラスのボレーだったわけだが、なんでネイマールがあんなに自由なの?? 遠藤じゃないの??
ネイマールについては身体運動の専門家が、腰と脚が別々に動く(…だったかな??)みたいな表現をしていたが、それがよくわかるキックだった。
この試合で日本は岡崎を1トップに入れ、本田圭佑と2トップ気味にしてきた。4-2-2-1-1みたいな感じ。相手ポゼッションになると、4-4の2ラインを引く感じの守備のようで、新しげだった。ただ、4-4の2ラインの守備に香川がいるってのはどうよ?ってな感じだ。
2失点めは、あれは川島は止めて欲しい。シュートは確かに強烈だったが、あれくらい止めてくれないと。
とにかく、バイタルでの守備を何とかしないとワールドカップ本大会では戦えない。それがよくわかったでしょう。遠藤と長谷部の2枚の中盤セントラルでは無理。アンカーを置くしかない。あるいは遠藤に替えてスピードのある、フィードのできる、対人守備のできる、守備面での読みのある選手を起用するしかないんじゃないか。遠藤は(長谷部も)やはりここまで、じゃないんだろうか。日本がポゼッションできるクラスの試合はアジアで終わりなんだから。
それと攻撃面では、バイタルでのシュート力を全員が身につけなくてはならない。完全に崩してのフィニッシュなんて、そうそうありえないんだから。この試合でもブラジルの2つのゴールはバイタルエリアからのショットだろ。ミドルシュートというほどでもない、ペナルティエリア外の位置からのシュート技術、シュートを打つセンス、タイミングと判断。後半、2失点めを喫した直後に前田を入れて、前田がいいシュートをバイタルから2本放ったが、低くていいシュートなんだが、低いシュートばかりじゃだめだろ。
スタメンで中盤右に入った清武は、もっとシャドーストライカー的な活躍をしてもらわないと。チャンスメーカーに徹するようにとでも、ザッケローニに言われてんのか?? あと、アウトでのパスは私なんかは非常に好きだし、いいと思うんだが、いっつも同じボールしか出せないんだよね。めちゃ古いがベッケンバウアーとかクライフの頃から我々は見てきたように、アウトでもいろんなパスを出してくれないと…カーブかかったり、浮かして落としたり…でないと、カットされてばっかりになっちゃうよ。
3失点めは、あれはもう吉田麻也の軽さにガックシだ。昨年10月のブラジル戦でもああいう感じのこと、あったよね。
後半はバテバテぽかった日本選手。特に本田はガス欠だったか。カタール(イラク戦)からの移動も含んでの中3日の影響は確かにあっただろう。しかもカタールでは気温35度超とか、そういう中で何日も過ごしてきたし。次のイタリア戦まで中3日だか、しっかり回復させて、いいパフォーマンスを見せて欲しい。
ブラジル戦…ぶっちゃけ言うと、もうちょっと頑張ってくれると思っていたが。その点では残念。ただ、こんなもんだろうとも思う。とにかくイタリアとメキシコにいい戦いをして、今大会グループリーグ突破をめざして欲しい。
| trackback (0) |
この記事のトラックバックURL
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/1110
トラックバック