いいテストマッチにはなったんじゃない??

2013.09.12

一昨日のガーナ戦。ネーム・バリューのある主力が結局来日しなかったガーナ相手ではあったけど、後半には長旅の疲れで動きの落ちた相手ではあったけど、いいイメージで終えられたんじゃないだろうか。

試合序盤から、選手の距離感がよかったのと、何より選手たちの集中力を感じての展開。守備でもプレスバックに敏感に対応し…そして、いい崩しからの決定機を決めないとなぁ。誰や誰とは言わないけど。ただそんな中での失点シーン（先制点を奪われた場面）は、あれはちょっと酷いかも。左サイドで香川がボールを失って、それくらいはいいんだが、その後も戻ってきて突いたんだが、それが長友に当たってしまってルーズボールになり、、、とこの辺りはアンラッキーなところなんだが、それへの対応が人数は結構いたのにちょっと。。。この場面でも遠藤の棒立ちっぽい姿が目に入ったんでオイオイって思ったが、この試合の遠藤は守備でも労を惜しまずよく動き、相手に寄せ、ボールを拾い、攻め上がってのシュートもあり…これなら、まぁまぁ中盤セントラルらしい働きと言っていいんじゃないの。ただ、毎試合これができるかということと、競り合いでの強さがあるわけではないのと、それとボール奪取能力があるわけではないので（例えばブラジル代表のボランチは、備わっているわけで）この試合ではいいパフォーマンスだったが、とはいえやはり、危なっかしいシーン、相手ボランチの上がりへの対処、局面での軽さは散見され、本当にワールドカップ本大会も遠藤と心中するんっすかね。
柿谷は、悪くないプレーだったと思うが、オフサイドに再三引っ掛かって、ちょっと早く動きだし過ぎじゃないか。裏を取ろうという意識の表れなのはわかるが、十分速いのでもうちょい遅らせてもイケると思うんだが。

大観衆の前での逆転勝ちで、イイ感じで終えられたテストマッチという感じだろうか。しかし、これがイイ状態、いいチームパフォーマンスというんじゃなく、これを底として、積み上げなりクラスアップしないことには話にならない。ま、ともかく来月のヨーロッパ遠征が楽しみ。

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