U-22アジア選手権。
2014.01.13
本田圭佑の(まさか?の)デビューがあったようだが、私はU-22アジア選手権のU-21代表の試合を見てから睡眠に入りましたので、リアルタイムでは見てないです。でも今日はU-21代表の方を。
この大会、U-22のチームを送り込んでいる国もあれば、日本やオーストラリア(中国も?)のようにU-21で臨んでいる国もあるという、バラツキのある状態。その初戦のイラン戦。
ぶっちゃけ、ディフェンスラインが低すぎるわ、中盤底の守備がほとんどない上にプレスバックもないわ(もちろんボール回しやビルドアップもほとんどなく…)ということで、これは日本チームのフットボールではないですわな。ましてや、オフ明け早々なんで身体の反応も悪く、イランの激しい当たりと玉際の攻防にディフェンスは後手後手。キックオフ早々にルーズな対応で失点してしまって、その後、個人技で逆転するも、後半にPKで追いつかれ、さらに振り向きざまの凄いショットを決められて逆転されるという有り様。その後、こちらも東京ヴェルティの中島翔哉のゴール斜め左からのアウトにかけたゴラッソで追いついてドロー。という、派手な試合となった。
手倉森監督なんで、ベガルタ仙台の戦術や戦略を見ていると、ある程度低いディフェンスラインを敷くことはなんとなくわかるけれども、中盤底の2枚があれじゃぁ全然ダメだろう。まぁろくにトレーニングもできていないし、必ずしも今回のメンバーは手倉森監督が選んだメンバーでもなかろうから、やむをえないところもある。次からは、もうちょっとマシなパフォーマンスを見せてくれることと思うけど。
というわけで、試合としてはまぁ面白かったかもしれないが、もっとゴールを奪えたし、やたらと遠目からバンバン強いシュートを打ってくる相手とはいえ、3失点もする相手でもなかった。いきなりの難しい相手だったと思うんで、まぁ初戦としては勝点0で終わらなくてよかったんじゃないか。それにしても、センターバックの2枚はどうしちゃったんだろ。経験がない選手ではないはずなんだが。特にガンバ大阪の西野がね、ちょっと意外なプレーだった。3失点めの振り向きざまのシュートは、あれは相手が見事だが、ラインが低すぎて、プレスバックもなくて、寄せての対応が悪いから、ああいうゴラッソを決められてしまう。相手選手の足元に入った時に、こりゃやられるなって思ったよ。
日本チームも、前述の中島翔哉のゴラッソ(左サイドで細かいステップで相対したマーカーを外し、小さく右に置いたボールを右足アウトでファインショット)があったし、私が実は結構気に入っているサンフレッチェ広島の浅野の、長いドリブリングからのゴールもよかった。
あとは、どういうチームを作っていくかってところ。1試合見ただけで言うべきではないが、正直なところ不安、かも。
ところで、こんなにガツガツと削りに来る相手なんで、激しいボディコンタクトの相手としてのスパーリングパートナーには、東アジアの国々よりイランとかの方がいいんじゃないかと思ったんだが。技術やパワーもあるんで、この試合のように明確にダメージ(失点)を喫するという部分でも。遠いって?? いいじゃん、こっちから出向いて行って、2試合くらいやって来れば。東アジアの国とやるより、何かと得るものが多いと思うけどなぁ。
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