「株主」と「スポンサー」と「親会社」って全然違うわけで。

2010.10.29

今日周囲で話題になったのは、Jリーグにしてもプロ野球にしても、そのクラブの「株主」になることと「スポンサー」になることは違うし、もちろん「親会社」ってのはまた全然違うことであって。。。

その辺が日本では、メディアを含めてしばしば混同されてんじゃないか。ま、あえて言えば日本のスポーツ文化環境としては親会社ってのが先に存在したような感じだからなぁ、、、そこでイビツなスタートとなってしまっているかもしれない。親会社を全否定しているわけではなく、率直にありがたいわけで。しかし、日本のスポーツ文化環境の中での親会社というのは、あくまでチーム（クラブ）を企業宣伝のツールでしかないというところがね。社会（地域）の中にそのチーム（クラブ）が根づいて親しまれて、その上で親会社、っていうのとは違うからな。
Jリーグがチーム名から企業名を外すようにしていることが時々問題というか、一部から批判の的になることがあるが、ぶっちゃけ、地域密着といってもチーム名に企業名が入っていても本当はかまわないと思うのだ。しかし、である。しかし日本では、そこをまず縛りをつけないと、従来の企業宣伝のツールでしかないクラブになってしまうので、あえて批判や反発を承知でそうした。スポーツ文化が日本社会に根づき、人々の理解度も深くなり文化度も高まり、豊かなスポーツ文化が醸成されれば、チーム名に企業名が入っているかどうか（外さなければならない云々）は、瑣末なことになると思うのだが。

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