フランスのポグバのボレー。
2014.07.02
日本時間昨日早朝のドイツVSアルジェリアはスコアレスで延長に突入したが、飽きない120分。ドイツにしてもオランダにしてもブラジルにしても、そして(この試合を見ていた時点では、おそらく…ということになるが)アルゼンチンにしても、グループステージで好調だったチームが必ず Round 0f 16 で苦戦するもの。そこで脱落するか、そこを突破するか、っていうところか。
しかし今大会はポゼッションフットボールの打破みたいな戦略、戦術が目につくが、ドイツにしても流動的なパスワークと組織的な崩しが高い評価を得ているが、それに対してアルジェリアは、ボールホルダーに対して必ず1人プレスに行き、そのボール(パス)の受けてに対しても速く厳しくチェックに行くという守備で、なかなか崩させない。ま、ドイツのややキレの無さや、決定的なゴールチャンスを決められないという部分はあったものの、しかしこのような守備をやろうとするならば、凄まじい集中力とスタミナ、スピードも不可欠。日本チームにそれができるか?? 日本時間昨夜のアルゼンチンVSスイスも同様。スイスのフィッツフェルト監督が、メッシ封じに自信があるようなコメントをしていたが、そのとおりに、メッシにドリブルを始めさせず、ドリブルに入ってもゴールマウスの外で、決してむやみに奪いに行かず並走する形で凌いでいく。ま、アルゼンチンに連動的なコンビネーションがあまりないので、その分、可能だったことかもしれないが。もちろんメッシ対応だけでなくアルゼンチンの攻撃に対して真っ向から対抗。さすがに途中からほとんど主導権を握られっぱなしではあったが。
それにしてもアルゼンチンのディ・マリア、延長後半に入ってのオレが決める的な運動量とシュートの嵐は凄まじい。んで、最後にはメッシのドリブルからのパス(この時はメッシにほぼ中央で前を向かせてドリブリングをスタートさせてしまった)をペナルティエリア角あたりから長い距離のグランダーのシュートをゴールに突き刺して決めちゃうという…2013-14シーズンのレアル・マドリーでのプレーの充実ぶりを発揮。このアルゼンチン・チームの柱は、もちろんメッシと、それに勝るとも劣らずディ・マリアだな。
話が戻るが、ドイツ・チームだが、アルジェリア戦でのミュラーの決め損ないの数量は凄かったが、中盤セントラルが物足らない。クロースはミスも多いし(技術的にちょっと、ってな印象)創造性も不足。この選手を、マンチェスター・ユナイテッドは獲得しようとしてたんか?? ケディラは、2013-14シーズンのレアル・マドリーでケガの関係でプレーが少なく、そのままコンディションが上がっていないのか何なのか。シュヴァインシュタイガーはもうちょっとナンだろう。このドイツ・チームにディ・マリアと、あとディ・マリアと同じレアル・マドリーのクロアチアのモドリッチが居たりしたら、それこそ現在最強かもしれないが。
あ、本日のエントリーのお題(フランスのポグバのボレー。)だが、フランスVSナイジェリアの前半20分過ぎのボレーシュートのこと。身体の倒し方と力の抜け方、実にバランスのよい美しく綺麗なフォームで、しかも膝から下がホントに抜けてるボレーシュート。あれはみんなで見て参考にした方がいいんじゃないか。…っていう、それだけっす(笑)
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