初戦でゴール。よい再スタート…

香川はドルトムント復帰初戦でゴールで、これでプレッシャーから少し解放されるんじゃないかと。そりゃあ重圧があったと思うぞ。見てるこっちも、さすがにジーンとしましたよ。ゴールもよかったが、その前の先制点でのターンして囲まれながらアウトで出したスルーパスが素晴らしかった。

ドルトムントの出来にはまだだいぶ不安感があるが、それでも、マンチェスター・ユナイテッドにはない(見られなかった)光景が幾つもあり…選手が動く、走る…スペースへ出る、スペースを突く…動けばパスが出る…香川にもどんどんボールを当ててくれる。イングランド・プレミアリーグとドイツのブンデスリーガとのレベルやら何やらがどうのこうのと言う向きもおありだろうが、その前に、どっちが見てる方も楽しいか面白いか、精神衛生上いいかっていうことであり、そんなこと言うまでもない。ユナイテッドのサポーターも当然この試合を見ていて、ユナイテッドは香川を使いこなせなかった…というコメントが多いようだが(ま、以前からそういう声が多かったんだが)それもなんかホッとする感がある。ファーガソンは香川を加えて、フットボールの中身を変革しようとしてたと思うんだけどなぁ…いかんせん御本人が1年で突然リタイアしちゃんだから。ただ、現監督のファン・ハールも、決して香川を評価してないわけではないようで、、、日本のメディアは簡単に戦力外とか書き立てるが、ちょっと違うんじゃないか。ファン・ハールが香川を中盤セントラルで試した後にフィロソフィーが違うとコメントしてたようだが、だからそういうことだろ。ファン・ハールが以前のドルトムントでの香川を知ってるんだから(当時はバイエルン・ミュンヘンの監督だった)香川の10番の位置でのプレーもわかってるはず。スカパーの某番組の中では、ファン・ハールが香川のことを10番の位置では世界で有数だかトップクラスだとか言ってたらしいことを紹介してたが、それでも、今のユナイテッドでやんなくてはならない中では、ちょっと必要としてるピースとは違う…って感じじゃないのか。
ま、ファン・ハールのことはどうでもいい。ファン・ハールを擁護してるんじゃないんで。まぁ普通に選手たちに関するコメントを聞いたりメディアの記事で読んでると、過去に何度もあったように必ず問題は起こす監督だろうな。

んで、香川は足がつって後半早い時間帯に下がったが、すぐにミッドウイークにチャンピオンズリーグのアーセナル戦がある。これまた否応なくイングランドの人たちの注目を集めるだろう。そこで見せてやって欲しい。

昨夜、なでしこのテストマッチだが、こちらはJリーグを見てるんで録画で前半だけ見たところだが、4-4-2の2トップの一角が前線に張ってないで、やや下がったスペース(トップ下のスペース)を動いて繋ぎもしフィニッシュも仕掛けるというのは、私は個人的には好きです。昨夜は、今シーズンINAC神戸でデビューしたばかり(昨夜が初キャップ)の増矢がそれをやっていて、たいへん好感を持ったんだが(増矢のトラップの身体の向きとかターンとか、非常によいんじゃないか)増矢でない選手が2トップに入った時にどうなる(どういうやり方をする)んだろうな。

日本代表のアギーレ監督は昨夜は等々力に来ていたが、誰を見に来たんだろうな。普通に考えれば大体想像つくが、中村憲剛も目についただろうけど(中村憲剛については一応、ビデオとかで知っているだろう)ちょっと年齢がナンかもしれないし、それよりも意外に、おそらくビデオ等でも見たことがないであろう稲本が(昨夜はスタメンでフル出場)目についてたりして(笑)中盤底でボールを散らし、長いサイドチェンジも繰り出し、、、素晴らしかったというほどではなかった(普通によかった感じ)と思うが、先日のテストマッチ2戦では、中盤底からの展開力もイマイチだったんで目についたりしなかったかと…中村憲剛以上に年齢の点があるんで、冗談でも呼ぶことはないだろうけど。ただま、それくらい中盤底からの展開力を発揮する選手が多くないってことで。扇原なんて、期待してたんだが、先日呼ばれたのにプレー機会を全くもらえなかったし。ルーキーの谷口が昨夜はセンターバックではなく中盤セントラルに入っていて、相手をスクリーンしてのターンやら得点に繋がるスルーパスやらもあって、こっちも目についたか。

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