5点は外してた昨夜のU-21。

アジア大会のグループリーグ第2戦、イラク戦。イラクはU-20ワールドユースでベスト4へ進出したメンバーもいるし、今大会はU-23にオーバーエイジも加えていることもありい、優勝候補。それだけに注目の試合。

まぁ確かに試合を見てもイラクはいいチーム。個々の選手に技術もあり、試合運び(攻めに出る時のタイミングとか)もなかなかわかってる。地力的にはイラクの方が勝っていた感。にしても、3失点めのフリーキックはともかく、その前の2失点は守備のポカ。1失点めはゴール前でフリーなのにトラップミスだかクリアミスだかでゴール正面に居た相手選手にアシストしちゃうし…シュート練習かよ。2失点めも逆サイドからのクロスにファーで合わせられたんだが、並走してるのに易々と合わせられるという。どっちも同じ選手の守備対応のお粗末さだが、日本の我々もなぁ、サイドバックの選手についてオーバーラップした時のプレーでもって期待を抱いたりする傾向が強いと思うんだが、やっぱし対人守備も含めた守備能力を軽視しちゃいかんよね。あんな失点を2つもやらかしてちゃ、勝てません。
とは言え、イラクもバイタルの守備は甘く、日本チームも後半、そこからイラクのディフェンスラインの裏にスルーパスが通るんだな…しかしこれをとにかく外す、決め損ねる。5点は決め損ねてますね。そのたびに私、のたうち回ったっすよ。これじゃ勝てない。そういうわけなんで、内容的にはU-23+オーバーエイジのイラクの方が上回っていたと思うが、試合としては1-3で負ける試合じゃない。同点にもできたし、逆転だってできた。
それと、この試合では4-3-3のフォーメーションで臨んでいたんだが、フル代表の4-3-3と同じフォーメーション・やり方を実験したのかもしれないが、初戦のクウェート戦と同じ3-4-3でもよかったんじゃないかと思うんだが。4-3-3のアンカーが機能しているように見えなかったし、イラクのスピードのある11番の選手にアンカーの両脇のスペースを相当かき乱されていたように思う…4-3-3でアンカーを置いた場合は、アンカーの両脇を使われるっていうことが(日本のチームに限らず)まあデフォであって。終盤、2ボランチにした方が安定していたように思われ。

そんな感じの昨夜の一戦ではあったが、アジア大会はTBS…などと宣伝してきたTBSが、地上波とBS(BS-TBS)ともナンカのライブ中継を入れてたのは全く理解不能。地上波とBSの両方ですよ…どっちかなら多少理解は示してもいいんかもしれないけども。サッカー競技をなんでやらないんだ、っていうことじゃなく、これがバレーボールでもテニスでも同じ。どうかしてんじゃないか。さすがにTBSだな。
あと、昨夜ライブ中継してたNHK-BSだが、実況アナウンサーが守備時に、なんとか○○○○…って、全然「なんとか」のプレーでないものまで、やたらと「なんとか」を頭に付けるのに閉口。身体をぶつけたりスライディングしたりしたら「なんとか」のプレーなのか?? って思ってたら、後半はパッタリ「なんとか」を付けなくなったんだが、あれ、ディレクターとか誰かに注意でもされたんかね。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/1569

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<<前月 2024年11月 次月>>

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ