来年のACL。

アジア大会女子サッカー、なでしこは、まぁ完敗といった感じで優勝を逃したが、織り込み済みでしょ。1点返したゴールは実に見事で、ファインゴールだったけど。いかんせん、新しい顔ぶれが全然まだまだ。ナショナルチームのレベルにないというか、国際大会で勝てるレベルにないというか、ま、とにかく。

ファイナルは川澄の超絶活躍がないと勝てないだろうと思ってたし、セミファイナルでの川澄のパフォーマンスを見てたら、さすがにアメリカ~日本~韓国と、いくら川澄でも酷いスケジュールで、試合終盤のターボも全然かからない感じだったし。宮間も(昨夜のそのファインゴールは素晴らしいフィニッシャーだったが)周囲をカバーしようとしてかえってミスも多く、フィニッシャーまでやろうとしてガス欠といった感じだし。坂口については、元フォワードらしくゴールゲッターぶりを見せてくれたりもしたが、さすがにファイナルではそういう手は使わないのは常道でしょ。そんなわけで、グループリーグを1位通過しなかったら、ファイナルへ来られたかどうかも危ない状態で、だから諸々織り込み済み、ファイナルまで来たのは予定(構想)どおり、ってとこじゃないか。

ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)だが、今シーズンから東西に分かれてセミファイナルまでやってしまう形式になったが、なんと東地区からファイナルへ進むのがウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCになろうとは、これは誰も予想してなかっただろ。小野伸二も居たらファイナル出場だったかも、、、とはいかないんだな、これが。小野伸二が居た方が強くないってことか…って言う向きが相変わらずいるかもしれないが、小野伸二が居た方がいいに決まってるが、フットボールの内容はよくても、そのとおりに行かないのがフットボールであって。で、ウェスタン・シドニーと全くいい勝負だったサンフレッチェ広島もファイナルへ行けたかもしれないじゃんか、ということにもならないわけで。
来シーズンのACLは、出場枠(いわゆる本戦出場枠)を見直すことになり、これまでのように4枠(4クラブ)がいきなり本戦から出場ということはなくなる。で、本戦ストレート出場枠が、おそらく日本は2枠になってしまうんじゃないか。残りの2枠は2月に予選を戦わなくてはならないと。それをもって一部メディアは2枠に減少の危機(あ、最大で2枠に減少の危機…と、「最大で」って部分をオマケに付けるという、いつもの姑息な日本のメディアの手口)と煽る(?)が、まぁ大丈夫だし、そういう風に本戦に進めないクラブも出ることもあるだろうし、どっちにしたって、そんな大騒ぎすることではなかろう。ただもちろん、当該クラブはタイヘン。シーズン前に若い選手に公式戦の経験が積ませられると考えるしかない。でもそれはかえって、よい機会になるかもしれないし。
んで、もちろんまだ発表されてないが、本戦にストレート出場する2枠を、Jリーグのチャンピオンと天皇杯優勝チームに当てようとしてるらしいが、、、おいおい、いかにも日本らしいな。本戦ストレート出場枠はJリーグのチャンピオン(1位)と2位でいいじゃないか。で、3位と天皇杯優勝チームが予選出場で。ああ、天皇杯のファイナルが元日だから、2月に予選じゃタイヘンだからそうするっての??って、そこまで考えてのことかね。だけどそういう配慮だとしても、ちょっと優先順位が違うとは思いますね。何を優先するのかって。優勝チームって言ったって、天皇杯は一発勝負のトーナメントなんで、そこまで重視されたり重きを置かれるものではなないと思いますね、私は。

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