久しぶりにドイツで長谷部の「スルスル」ドリブル。

フランクフルトの長谷部が、昔、日本で見せた「するするドリブル」を見せたんだが、ペナルティエリア内で引っ掛けられて倒されたのにPKを取ってもらえず。ありゃPKだよ。

いや~それでも実に久しぶりに長谷部の「スルスル」ドリブルを見た気がする。時々言われる「ヌルヌル」ドリブル(ヌルヌルなドリブル)( http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/index.php?e=848 )( http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/index.php?e=1591 )とは違う「スルスル」ドリブル(スルスルっと抜けて行くドリブル)…長谷部の「スルスル」ドリブルって言えば、2004年のジュビロ磐田戦でのロスタイムの決勝ゴールだな。あれは凄かったが、その後ああいうプレーはとんと影を潜めてきたが、それが突如復活ってな感じですかね。

今週末のブンデスリーガでは、ドルトムントが4ゴールをあげて降格圏からようやく奪取したが(とはいえ、勝点の差はなく、まだギリギリのところ)チームが4ゴールあげた試合でアタッカーの位置の香川がノーゴールというのはちょっと厳しいが、プレー自体はかなりよく、シュートも3本ほど惜しいシーンがあり、あれを見ればそのうち決まるようになるだろう。特に、セットプレー(フリーキック)のこぼれをペナルティエリアの外で待ち構えていてダイレクトボレーで、しかもアウトにかけてショットしたのは実に惜しかった。ま、あれがゴール右隅のポストすれすれに決まるようになれば、ワールドクラス復活ってなもんだが。
この試合では、ロイスのアシストが凄かった。左サイドでボールを受けて、少しドリブリングしつつ味方フォワードの位置を把握して右足アウトでグワ~ンと曲がってピタッと合わせて素晴らしいクロス。クライフかよ…古くて申し訳ないですが。私がアウトでのクロス、シュート大好きなのは自己認識しているが、ああいうパスが大事ですよ、日本選手も。インサイドやインフロントばっかりなんでね。そりゃタイミングもコースも読まれやすい。精緻なパスワークやるなら、アウトがもっと使いこなさないと。もちろん選手たちはわかってるだろうし、十分その技術があるんだが、試合の中ではなんか使わなくなっちゃったりするのも日本人のメンタリティというか日本的というか、、、そういう辺にも表れますな。

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