ピッチから下がった後に3ゴールとは少々間が悪いが…
2015.03.01
U-23女子代表のラ・マンガ国際の第2戦(U-23スウェーデン戦)を見たが、まぁ今回は合宿もせずにいきなりのお試しなんだということはわかってるが、日本選手たちは確実に技術が高いんだが、それを試合の中で、相手との攻防の中で生かせてないわな。
一般的に使われる表現としては、気持ちが見えない…とでもいうのかね。
ただ、戦術的な部分では、基本フォーメーションはよくわからないんだが、試合の中で4-1-4-1のシステムだったり4-3-3のシステムだったりを試行錯誤しているよう見える。ただこの試合でも後半、2トップにしてからの方が普通によかったけど。ハーフタイムに相当に雷を落とされていると思うんで、その効果もあったかもしれないが。いずれにしても、選手たちが多様な戦術やシステムに慣れてない。
あと、ディフェンス面でも、コースの切り方や身体の向きができてないね。ここらは女子選手への指導レベルの低さじゃないか。ある女子サッカークラブの関係者も言ってましたよ、これまで女子サッカーを低く見てきたところがあるんじゃないか、って。
それはそうと、京川が先日の初戦では4人の中盤の(?)サイドハーフでプレーしていて、おぅここで使ってみてんのか…と思ったんだが、中盤だから前後(上下)運動量とか守備の仕方が求められるんだが、京川はそんなことをこれまでやって来てないから(それが丸わかり的な感じだったんで)前で使わないんじゃ、これじゃぁサイドバックで使うしかないんじゃないか…と思っていたら、この試合の途中で(この試合ではスタメンではなかった)本当に右サイドバックに入れてきたのは、驚きはしないが、ふ~ん…と思いましたよ。サイドハーフよりもよかったかもしれない、もしかしたら。
かといって、京川の最近の状態を知らないんで何とも言えないが、どういうプレーをさせよう(どういうプレーならできそう)ということになってんのかね。新しいストライカーとして期待されてたのは、ほんの3年ほど前のことなんだが。高校卒業すぐの選手を使いすぎるから、気の毒に大きなケガを負ってしまい。
さて、タイトルは(タイトルと違うことを長々書いてしまったが)ブンデスリーガのルールダービー、ドルトムントVSシャルケの一戦、香川のプレー。前半からなかなかいいプレーで、決定的なラストパスやスルーパスも何本かあり、味方が決めてれば前半で2点は奪えていた試合。香川自身のフィニッシュは、右からの強いグラウンダーのボールをシュートミス、相手ゴールキーパーの鼻先で浮かしたシュートが外れたのと、味方のヘッドの落としをドリブリングしてチャンスだったがシュートはブロックに合った、、、そんな感じか。あと、味方のシュートかクロスのこぼれが中央に転がってきたが、もっけの幸いのルーズボールと位置だったが反応が遅れてモノにできず。
75分過ぎくらいに下がったが、その後に立て続けに3ゴールを奪ってチームは快勝。そんなことでやや微妙な感じになっちゃったが、現地メディアの評価も高く、よいパフォーマンスだったんじゃないか。交替で下がる直前には、ゴール左寄りで相手ディフェンダーとの1対1をドリブルで抜き去る(相手がユニフォームを引っ張ってイエロー)というシーンもあり、こういうドリブルが戻ってくれば、なおよいんじゃないかと。
ユベントスとのチャンピオンズリーグ2ndレグでは、是非とも勝利に貢献するプレーを期待したい。1stレグがアウェイで1-2だから、十分にチャンスだ。
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