優勝争いは結着ついても最終節にドンデン返しのJリーグ

毎年最終節にドンデン返しの起こるJリーグだが、今年は優勝こそ例年より早めに決まったがACL出場権争いもある、残留争いもある。特に残留争い(J1からJ2への降格枠)はまだ1つ残っている。

J1残留に断然有利だったのはFC東京で、普通ならヴィッセル神戸が降格になるところ。ましてやFC東京の最終戦の対戦相手は京都サンガFCで、アウェイとはいえFC東京の負けは普通なら考えにくい。それでも何かが起きるJリーグ最終節、私はFC東京のドローを予想。それでもヴィッセル神戸がアウェイで浦和レッズに勝たなくてはヴィッセル神戸の残留はないわけで、、、しかしそれが現実になっちゃうんだなぁ。しかも、FC東京は京都サンガFCに完敗とは。
最終節は完全同時開催なので、あちこちの試合をチェックしながらの観戦。ま、目の前の試合に集中できないということもあるが。

FC東京、降格決定から一夜明けて何だか伝わってくるところでは、昨今の経済情勢を反映してか(これまでの大口のスポンサーのスポンサードも厳しい??)運営予算を圧縮した気な様子がありありと感じられるのだが。
J1に復帰したいとは思っているだろうが、そのためには現状の戦力規模をできるだけ維持確保するように努めるか、新しくチームの土台なり芯を作り直す方に舵を切るかの(極端に言えば)どちらかだろうと思うが、当然後者の方が現有戦力に対する緻密な分析と下部組織の選手層についての見通し、そして新たなチームづくりのコンセプトやビジョンが不可欠なわけで。しかしFC東京の場合は、どうもその辺りを甘く見通しているような気がするのだが杞憂だろうか。例えば、確かにここ何年もU-18はコンスタントにトップクラスの結果を残しているが、それと現有戦力との兼ね合いをどう把握し明確なビジョンを持っているのか。
横浜F・マリノスにも同様のことが言えるような気がする。東京と横浜という、パイの大きい地域(ホームタウン)に存在する(日本で言うならば)いわばビッグクラブが(ビッグクラブとなるべきクラブが)相変わらず経営戦略・戦術を見出せないでいるように思えるのだが。

半ばジョークだが、東京ヴェルディがこれから息を吹き返して、噂されているような新スタジアム(専用スタジアム)が実現したりしたら、もしかして10年後にはヴェルディの方が東京のビッグクラブになっていたりすることはないだろうか。それくらいヴェルディの若い選手輩出力は高い、、、ここ10年以上ものトップチームの低迷やクラブ経営の迷走にもかかわらず。
ただ東京ヴェルディも、ホームタウンの設定をやり直さないといけないと思うが。それと東京でビッグクラブになるには、やはり23区にもっと浸透しなくてはならないだろう。

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