非常に楽しめた天皇杯1回戦。

ブンデスリーガでは、香川のドルトムントと、原口のヘルタ・ベルリンの対戦があって、香川は継続していいパフォーマンスだったんだが(地元メディアでも高評価のようで)相手のゴールキーパーから最終ラインへの繋ぎをかっさらって、すかさず反転シュート!…豪快にマウスを外してしまい、ありゃイカンな。原口は1トップで起用されていたが、後方からのロングフィードで抜け出してゴールキーパーと1対1の場面で、ボールタッチを2つしちゃうと、そりゃ、戻って来たディフェンダーに潰されますがな。もう1年以上居るんだから、あそこで2タッチじゃないだろってば。シュートも打てないんじゃぁな。でもようやくインターナショナル仕様になりつつあるんだから、頑張って欲しい。

昨日の天皇杯1回戦では、ネット配信(「JFA-TV」とか言ってるYoutube配信)で、ヴァンラーレ八戸VS仙台大学を、続いてNHK-BSで、岡田武史氏がクラブマネジメントするFC今治が金沢に乗り込んでツェーゲン金沢と対戦した試合を見させていただいた。
FC今治は序盤からなかなかいい戦いで、フィードボールをヘッドでそらして右ウイングがドリブリング、中央に来てるのでそこに合わせるかと思ったら、ニアサイドの味方に繋いで、そこからファーへ送ってフィニッシュと、こりゃまた素敵な展開と崩しでまんまと先制ゴールを奪った。右サイドからニアへ繋ぐとは意表を突かれた感があり、以前、岡田氏が日本代表監督の時に言ってた「接近、展開、連続」だったか、あれをこの得点シーン以外でも何度かピッチ上で描いたような崩しでお見事。後半はツェーゲン金沢が3バックにして中盤を厚くするとともに、サイドの(ワイドに開いた)起点を封じ込めて、こちらも(普通ではあろうが)よい対応で逆転、、、それでもロスタイムに追いついて延長戦にもつれこみ、延長前半にまんまと追加点を奪ったんだが、最終的には突き放されて終了。FC今治は後半押されっぱなしだったが、先日加入した山田卓也が最終ラインに入ってから落ち着きと前への推進力を取り戻してゴールを奪い返し、山田卓也の存在感も見られてよかった。市川のプレーも(ベンチに居たが)見たかったけど。
ヴァンラーレ八戸VS仙台大学については、瞬間瞬間で上手いプレーも結構あるんだが、ぶっちゃけ低調な試合内容。ヴァンラーレ八戸はJリーグをめざしているクラブで、JFL(日本フットボールリーグ)ファーストステージ優勝者として出場しているわけだが、それにしては…っていうところ。試合序盤はヴァンラーレ八戸が惜しいチャンスを幾つかつかんだが段々大学生も対応してくると、その後はむしろ仙台大学の方が惜しいチャンスが生まれて行き、とうとう試合終了間際にゴールを奪ってしまっちゃったと。大学は侮れない(選手の質も結構高かったりする)のは重々承知だが、それでもヴァンラーレ八戸にとってはやや情けない結果かも。
その前日のセレッソ大阪とFC大阪の対戦は、これはもう期待どおり(?)に楽しませていただいた。試合最終盤、セレッソ大阪のパワープレーで、相手ゴール前でクロスを2度も「クリア」したヘッドはセレッソ大阪の誰とは言わないが、ありゃ言い訳できない、プロのプレーじゃないだろ。

さて、次の週末も天皇杯、今度は2回戦。
おお、その前に9月3日はワールドカップ2次予選の第2戦だな。

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