ACLのためにゼロックス・スーパーカップ前倒し??

今週末はゼロックス・スーパーカップ。いわゆるスーパーカップなるものは、前年のリーグ・チャンピオンとカップ・ウイナーが対戦する、シーズン幕開けを告げる試合(イベント)であり、通常リーグ戦開幕の1週前あたりに行われる。なので、今年は20日にスーパーカップ、27日にJリーグ開幕。

さて、某スポーツ紙では、ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)関連記事で、今年のACLへ参戦する4クラブに檄…的な記事中で、まるでACLのグループリーグ初戦の前にスーパーカップを行うように配慮した(公式戦を一戦もこなさないでACLに突入するんではなく、スーパーカップをこなしてからACLへ突入するようにした)と言いたげな書きっぷり。確かにこれまで、スーパーカップはACLの初戦の後にあったよなぁ。でもそれはJリーグのスケジュールとの関係でそうなっていたわけで、今回(今年)Jリーグの開幕が例年より1週間繰り上がった(早まった)ことから、スーパーカップの日程も繰り上がり、それによってたまたま(?)ACL初戦より前にスーパーカップの日程が入ったってことだろ。
もちろん、ACLより前にJリーグを開幕するなり、実戦を1~2試合でもこなしてからACLに臨むようにするべきじゃないか…という意見もあるし、それもよくわかる。ただそれは、スーパーカップのことを言ってるわけじゃない。だってそうだろ?? スーパーカップなるものを戦うのはわずか2クラブ(前年のリーグ・チャンピオンとカップ・ウイナー)なんであり、ACL出場4クラブ全てと直接関係があるわけではない。つまりは、またもや強引なこじつけ。ACLの前に実戦をこなすようにするべき…と言いたいなら、スーパーカップのことを持ってくるんじゃなくて、もうちょっと違う書き方を考えなさいってば。あるいはこれでも、ゼロックス・スーパーカップを取り上げてやったぜ、、、とかドヤ顔でもしてんのかね、この記事の記者。誰かが言ってたが、相変わらずこの時期の地上波TVの「スポーツニュース」の中身は相変わらずだし(それは別にフットボールを扱わない…とかいう意味でなくて、あらゆるスポーツについてのことであり汎用性の意味で)っていう、本当に相変わらず何も変わっていかない、変えていかない国というか旧メディアというか。

2020年の東京オリンピックでの「開催都市が提案できる追加種目」についても、アレが(ナニが)「復活」することが既定としている伝え方、記事もどうかしている。復活とかいう言葉は使わない方がよい。そもそも、ドーピング機構に入っていない競技なんか、追加種目にすることがおかしい。ドーピング検査(独自の方法で…とか、、、笑)やってるとか言ってるが、そんなもん、いかにもお手盛りでヌルいというかインチキな検査なんか、余計にあざとい、余計にグレーというかブラックだろう。今からでも追加種目を取り下げることを提言するとか、そういうことくらいするのがメディア足るものなんじゃないか。そしてドーピング問題のことも日本の一般大衆にも伝えないさいよ。Jリーグに限らず、国際競技はみんな、そういうことにも対処しカッチリやってんだよ。ドメスティックに閉鎖的に興行としてやってるような(そして遅ればせながらエセ国際性をインチキにアピールしてるような…それに騙されてる人もまだ多いのがこの国、、、その騙されている際たるものは旧メディアの連中かもな…)そんなものは元々オリンピックでやるもんじゃあないんだよ。

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