流行りの最終ライン5枚にしても中盤での守備ができてなけりゃ…
2016.07.17
フォーメーションが3バックであろうと4バックであろうと、ユーロ(ヨーロッパ選手権)を見ていても流れの中で最終ラインを5枚にするのが新しいトレンド。先日も書いたように、Jリーグのクラブでも早速それを取り入れてるチームがあるようだが。。。昨夜のスカパー「Jリーグマッチデーハイライト」(昨夜はJ2のハイライト)にコメンテーターとして出演していた小村徳男氏も若干触れてたように、前線および中盤のプレスや守備方策が構成されてないと、ただ最終ラインに5枚居るだけで、その前で自由にさせ過ぎてしまうんだが。
今シーズンもあったよね、確か浦和レッズとヴァンフォーレ甲府の試合で、最終ラインを最後には6枚にしようとしたが、逆にバイタルエリアのプレスが弱くなってスペースもできてゴールを許してしまう結果になったのを。最終ラインが6枚あろうと仮に7枚あろうと、その前の守備戦術というか守備のフィロソフィー(戦術以前の選手の素養というか基本セオリーというかリテラシーと言ってもよいのか…)が形成されてない中で最終ラインの形を取り入れてもなぁ、、、昨夜の幾つかの試合を見させていただきながら、ユーロのイタリアの試合のビデオをよく見た方がイイんじゃないか…などとブツブツ言っておりましたよ。
以前(その昔)中盤のプレスをウリ(?)にしてた時代もあった日本のフットボールだが、その当時のように人数をかけてプレスするんじゃなくて、中盤4枚(3枚)と最前線1枚(2枚)でどういうプレスのかけ方をし、スペースを埋めたりパスコースを限定させるのか、まだまだ、まだまだ、、、って感じですなぁ。
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