オリンピックのフットボール競技、やがてU-20とかになるのは現実的な流れか??

オリンピックにおける男子フットボールはU-23(+オーバーエイジ)だが、FIFAとしてはU-20(ないしはU-21)にしたいんじゃないかという話(噂)も度々聞くところ。IOCとしては、どこがオリンピック開催地であっても断トツの観客動員力をもっているフットボールはどうしても外せない…FIFAは、あくまでワールドカップが最高峰の戦い…という、ある意味で妥協の産物がU-23ということでもある。

FIFA内部では、かねてより、オリンピックは若手の大会にすべき、という論調が強いのも事実。実際、過去に何度もそういう論理に立脚した具体的な動きがあったりした(具体的な変革の動きというか動議が出されそうになった)と聞いている。ま、オリンピックにおける競技実施はFIFAだけで決めることではなく、IOCとの協議でもって決められるんで、FIFAの意思だけで変革されるわけではないが。
これって、ある種のオリンピックにおけるフットボール競技「縮小」の流れと評する向きもあるが、もうちょっと強く言うなら、FIFA的にはオリンピックを特に必要としてない、、、ってことでもあるだろう。
今回のオリンピック、先日のクオーターファイナルのドイツVSポルトガルを見ていて、なんだかU-20なりになるのはもはや必然のような感覚が浮かんだのはナイショだ。今回のオリンピックは、本大会出場を決めた各国とも選手召集に非常に苦労したもんな。FIFAはオリンピックがなくても全然困らない…というスタンス、、、IOCはフットボールは絶対に必要というスタンス、、、なんだか近いうちに、オリンピックにおけるフットボール競技の年齢制限がまた変わりそうな気配がするなぁ。そんなことを考えながら、ドイツVSポルトガルを見てたという次第。

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