U-16、残念ながらセミファイナルで敗退。

昨日、日本時間では19:30から行われたU-16アジア選手権のセミファイナル、日本VSイラクは、今大会初失点で先制されたものの、前半のうちに逆転し、後半も決定的なチャンスが幾つもありながら逃していると、案の定、同点を許し、さらにPKを2本取られて2-4の敗戦。優勝の期待感をもった方々も多かったと思うが、残念ながらベスト4止まりで大会を終えた。

試合序盤は、足下の技術もあり身体的にも大きく、当たりの強いイラクに手を焼いてた感。イラクの技術が日本より上ということはないが、技術もあって当たりが強かったり球際の粘りある相手には、たいてい日本のチームは手を焼くよね。手を焼くというか、いつものパスワークができない。まぁ、ピッチも酷いんだが、、、試合を重ねてるんで、どんどん酷くなってるわな。また、ボールを支配されてるほどでもなく崩されはしてないんだが、失点は単純な縦ポン…で、というような、そういう展開。縦ポンされた時、ラフな攻撃をされた時の最終ラインの個人対応能力がどうもなぁ、、、普段そういうプレーを強いられないからか、普通に対処が上手くできてるという印象は、まぁ正直ないわな。バタついちゃって。そこも日本のデフォだな。きれいなフットボールをするチームによくありがちなこと…年齢を問わず。
それでも中盤があまり作れないながらも前半のうちに引っくり返すんだから、やはりこのチームの底力はあると言ってよいだろう。
後半は、3つは決定機があり、悪くても2点は追加できたろう。ぶつけんだもん、バーとポストに。なんかフワ~っとしてる空気は感じたけど。ノルマ達成で安心した??
そうこうしてると、セットプレーの流れから、中に人数が揃ってるのになんか棒立ちで(オフサイドに見えたが…)同点ゴールを与えてしまう。そこからバタついた感じになって、また縦ポンからPKを取られて(そこでイエロー2枚で1人減る…)勝ち越しゴールを許す。最後の2本めのPKも縦ポンからだが、あれは取られるようなものじゃない。シミュレーションですな。なので、ここまで無失点だったディフェンスが崩壊…などという形容は適切でないと思うが(日本のメディアだと単純にそう伝えちゃうんだけど)でも4失点したのは事実だし。事実ではあるが、崩壊などという安直な言葉を使ってちゃ、ハリルホジッチにフットボールの知識力が引くいって言われ続けるんじゃないか。
それと、この試合のスターティングメンバーは何人か選手を入れ替えて出場機会を与えた点もあるのかもしれないが、クオーターファイナルのUAE戦でもそうだったが、ノックアウトステージに入ってどうも攻撃が段々中央に寄ってきてた印象があるのが(パスが足下、足下に見えたこともを含め)気になる。U-17ワールドカップ出場権を獲得したので、森山監督がある程度自由にやらせたのか?? 自由にやらせたら、こうなったのか??? もしそうだったら、自分たちのフットボールはU-16にも蔓延してんだろうか、、、という点が、気になるんだが。その辺、大会後に少しずつわかっていくんだろうか。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/2312

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<<前月 2024年11月 次月>>

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ