「日本のベッケンバウアー」ですとぉぉ?

フランクフトの長谷部について、クラブのスポーツディレクターがそうコメントしたそうな。
というのは、長谷部はここ3試合、センターバックで起用されており、それも3バックの中央。ディフェンスだけでなく、最終ラインからチームをオーガナイズする「リベロ」なんだそうだ。ま、「リベロ」っていえば、そりゃ、ベッケンバウアーだわな(笑)

ドイツに渡ってもう長い長谷部だが、中盤底だけでなく、サイドバックで起用されることもあったんだが、とうとうセンターバックとはね。ドイツ人にとっては「リベロ」は聖域みたいなもんだから大したもんじゃないか、、、っていう意見もあるが、まぁそうかもしれない。地元メディアの評価も上々。それも、最初にセンターバックで起用された試合からして高評価なんだなんだから。最初にセンターバックで起用されたと聞いた時は、はぁ~ってちょっと思ったが、今じゃ、どこまでセンターバック起用が続くかいね…って感じだ。
じゃ、日本代表でもセンターバックで起用すればいいんじゃないか、、、っていう向きもおありだが、いや、中盤底(2枚)に信頼できる選手が出て来てない(らしい)から、これまでどおり中盤底(ボランチ)だろう。ボランチにしてはゲームメイク能力が足らないし、じゃアンカーで…っていう向きもおありだが、対人守備能力がそこまで強いか、、、ってところもある。そんなこともあって、ドイツのクラブでもサイドバックで起用されたりしてきたんだろうが、読みとかの評価は高いので、とうとうセンターバックっすか、、、って感じか。あと、フランクフルトは3バックだからセンターバック(の中央)で起用できるんだろう。4バックのセンター(センターバック2枚の一角)のシステムだと、センターバック起用はないかな、とも思う。
ま、でも「日本のベッケンバウアー」だもんな。そう言ってもらえるパフォーマンスなんだから、日本でももっとそのことを伝えてよい。ま、日本(のメディア)じゃ無理だけどね。

ところで、実はハンブルガーでも酒井高徳がボランチ起用されております。それも評価がそこそこ高いらしく、酒井高徳をボランチ起用することで中盤の安定化が図れる、、、んだとか、中盤の重要なピース、、、なんだそうだ。まぁ、酒井高徳をサイドバックで起用すると、守備で怖い(サイドバックってたって最終ラインなわけで)ということもあるんじゃないかと思ったりするが。今シーズン前のプレシーズンマッチでも、結構ボランチで起用されてたと思うがね。その時はあまり本気ではなさそうだった(?)はず、なんだが。
私の周囲でも、酒井高徳のボランチ起用については、ポジティブな意見とそうでもない意見と分かれております(笑)

ただま、長谷部のセンターバック起用といい、酒井高徳のボランチ起用といい、面白いよね。日本のクラブじゃ、こういうのは無理かな。選手の側のことじゃなくて、コーチングスタッフとか、コーチングスタッフを含めての環境とか発想とか感覚の部分で。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/2345

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<<前月 2024年11月 次月>>

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ