AFC(アジアサッカー連盟)のポイント制度が今後変わっていき、ACL出場枠に影響。

ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)の出場枠は、周知のとおりAFC(アジアサッカー連盟)が設けているポイント制度による獲得ポイントでもって振り分けられており、そのポイント制度は現在、代表戦(ナショナルチームの国際試合)が30%、クラブチームの国際試合が70%。来年(2017年シーズン)のACL出場枠については、中国に抜かれそうではあったんだが、最後に代表戦のポイントがモノをいって、現行の最高水準(「3」+「1」の「4」)を維持することができた。
ところが今後、このポイント制度が変更されていくことになっている。

具体的には、2019年と2020年のACL出場枠については、2015~2018年の戦績が対象となり、さらに、代表戦のポイント比率は10%に下げられ、クラブチームのポイント比率が90%になる。今年とか昨年のACLでの戦績が振るわなかったので(特に今年はベスト8に1つも残れなかった…)2019・20年のACL出場枠における影響が懸念される。先日のメディアブリーフィングでJリーグチェアマンが言及していたとおり、来年(と再来年)のACLで相当ポイントを獲得する必要がある。
また、2021・22年のACL出場枠については、2017~2020年が対象となり、代表戦のポイント比率は0(ゼロ)になる。クラブチームの国際試合のポイントだけ。
…という風に、AFCのポイント制度が今後変わっていく。
巨額なJリーグ放映権契約締結によってJリーグ優勝賞金が増加し、それによってクラブはますますACLよりJリーグに力を入れることになるんだろう…的な見方もなさる向きが多いんだが、ACLで戦績が振るわないと、こういう風にACL出場枠の問題(「2」+「2」の「4」になる可能性)が出て来るという次第。プレーオフを戦わなくてはならないクラブが現行の1クラブか2クラブになるだけだろ、、、って言ってしまえば、まぁそうなんだが。

明後日セミファイナルを行われる天皇杯もACL出場権がかかっており、リーグ年間順位が4位だったガンバ大阪はクオーターファイナルで敗退したが、鹿島アントラーズか川崎フロンターレのどちらかが天皇杯で優勝すると、ガンバ大阪のACL出場が決まる。プレーオフからの出場だが。大勢としては、ガンバ大阪にACL出場をして欲しいんだと思うが、どうもガンバ大阪の試合を見ていると、来シーズンは相当危険そうでもあるんだが。。。それについては、またいずれ。

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