Jリーグスポンサーの新しい方略…かも。

Jリーグのスポンサーにこれまでの博報堂独占でなく初めて電通が関わってマクドナルドが加わったが、毎節「ビッグマック」の無料券かクーポン券を配るんだそうだ。

こういうのは単発では当然これまでもあったと思うが、毎節・全会場というのは初めてではないの?? 何だか電通が入ってきて、それまでのある種パターン化したスポンサーシップの有り様に対して新しい方略を見せつけるような意図というか意気込みを感じるのだが、それは良く解釈し過ぎだろうか。見せつける、という表現が悪ければ、提案、提起、とでもしましょうか。
折角Jリーグのスポンサーになっておられる各社も、もっとそれをアピールできる方略をいろいろ考えればよいのにと思っていたところだったので。それをサポートするのが広告代理店なわけだが、そこに違いを見せてきているような感がするのは気のせい??

ところで開幕戦は3月5日と6日の2日間にわたって行われたのだが、その1日めが終わったところで産経新聞、、、アジアカップ優勝の盛況が結びつかず、J1開幕戦観客数減少…なぁ~んていう記事を掲載していたとのこと。確かに私なんかからしても随分物足らない動員数だったが、甲府で1万5000超、大阪・万博(吹田)で2万超、川崎の等々力で1万8000超、柏で1万超…などというのは、これはスタジアムのキャパの問題でこれ以上は基本的に無理。もちろん、名古屋グランパスが豊田スタジアムで3万に届かせられないとか、福岡でJ1昇格したのに1万1000ほどとか、これらはいただけない。ま、産経新聞のその記事でも、スタジアムの収容人数の違いはあるが、、、などと予防線は張っていたがね。
しかしかと言って、そういう記事をわざわざ書く必要があるのか??? はなはだ疑問だ。何もヨイショしろとは言ってない。もっともこの国では何かについてだけヨイショし続けて(マイナスなことは隠してあげ続けて)きたんだが。
そもそもが昇格・降格のある競技であってクラブ(チーム)によってスタジアムのキャパの違いは否応なく出てきてしまうし、昇降格がある中で毎年平均1万9000前後をキープしているのは(キープではなく、いつも言っているように早く2万台に乗せて欲しいのだが)凄いことだと思えないのかね。すぐ比較対象を何に描いているか容易に想像つくのだが、話や発想が全然違うんでね。Jリーグの場合は、大都市では平均4万を、地方都市では平均1万5000(もしくはキャパもあるので1万数千)という形になれば、こういうつまらん記事もなくなるだろうに。人口40万とかあたりの地方都市で1万超えなんて、凄いことだと思えないのかね。何十年も別のものを見てきたから、感覚がマヒしてわかんないんだろうな。
ま、ともかくこういうつまらんことを言われないように、早くJ1の平均を2万台に乗せましょう。その努力はまだまだ不足だとは思うよ。しかし、だとしても、開幕戦の1日めが終わったところでこういう記事を掲載するところには何か悪意を感じる…と多くの人が思っている。私も。また産経新聞がネガキャン(ネガティブキャンペーン)か、ってね。産経新聞のネガキャン最近多いと感じている人が多いのは事実。どういう意図ですか???

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