この試合の意味なり位置づけはそういうこと…
2018.03.24
今回のヨーロッパ遠征は仮想セネガルとか仮想ポルトガルなどと言われてはいたものの、まぁ事前に予想したとおり、昨夜のマリ戦(←仮想セネガルと言われていたが)の位置づけって、そういうことですかね。つまり、新戦力のお試し、と。
この時期に及んでまだそういうことやってんのか、、、という声というか何というか(疑問とか怒りとか)多々あるだろうが、ハリルホジッチはギリギリまで手の内は見せない方途なのかもしれない。たぶん間違いないと思われるのは、ワールドカップ開幕までの数週間で急速に仕込みができると踏んでいる(?)ってことじゃないか。
これまでも他国でそうだったのかどうかは知らん。呼んできた人間たちに聞いてみたいよ。
あ、もしかしてマジに、ケガとかコンディデション不良、パフォーマンス不足で呼びたい選手を呼べないので、こうなっちゃってたりして。。。
で、昨夜のマリ戦だが、まぁあんまり見るところはないわなぁ。そりゃ地上波TV視聴率も下がりますがな。スペクタクルやエンターテインメントを求めてるんじゃないにしても、ね。だって普通に面白くないもん。
まぁ、毎度のことなんだが、試合序盤はこの試合前の数日間でトレーニングしてきたであろう攻撃システムが機能してたが、そこでの決定機に決められず。そうこうしているうちに、相手が慣れてくると閉塞状態っぽい感が出てきて、ミスを怖がってる感あり(?)の消極的なプレーやパスになってしまい、それがまたミスを発生させてピンチを招く。んで、これをなかなか打開やペースの取り戻しができない、、、それでもワールドカップ目前ということもあるのか、なんとかこの状況に抗おうとする姿勢や意識は感じられたが、ほとんど連携を積んでいない(寄せ集め的な)顔ぶれなんで、こんなものですかね。
宇佐美は右で使ったらどうなんだ。クラブじゃ右でプレーしてるでしょ。宇佐美に限らず、どうにも右、左、中央の「枠」みたいに固定的だよね、相変わらず。終盤に投入した小林悠を大迫の下に置いたのは、ハリルホジッチにしては珍しいというか新しかったというか。
目新しかったのは、4-3-3のフォーメーションで、中盤はアンカーを置いた逆三角形ではなく、中盤底が2枚の正三角形だったんだが、その三角形の頂点(日本では毎度トップ下と言ってしまう)の選手が、相手ボールになった状況のファーストディフェンダーとして1トップとともに2枚でプレスに行っていたり(それは試合序盤から見て取れた…)攻撃でもシャドーの動きというか意味合いでプレーさせていた風なこと。そういう明確な意図(指示)であったんだろうと思いたい。
いずれにしても、日本サッカー協会公認の壮大な(?)周到な本番までの「準備」「仕込み」「三味線」なんだと思うことにするか(笑)
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