ここぞ! というよりも、意外性の極致のような豪快ゴラッソがやはり勝利のカギか…
2018.10.25
昨夜のACLセミファイナル2ndレグ。鹿島アントラーズは、ホームで3-2という僅差(アウェイゴールを2つも与えた)の勝利を受けてのアウェイ戦。キックオフからゴールに迫ろうとする相手の勢いに押し込まれ気味だったが、前半のうちにセットプレーからまんまとゴールを奪う、、、さすがに盤石かと思っていたら、後半立ち上がりに相手の勢いに押されるように連続失点を重ね、気がつけば(?)1-3に。こりゃダメかと思いつつも、2-3にすれば延長戦に持ち込めるわけだが、このところの過密日程(リーグ戦、ACL、天皇杯、ルヴァンカップ)で疲労の度は明らかで、、、そんな中で西がアウトで捻じ込んで(ファーのポストに当たって逆サイドのポスト脇に転がり込む)2-3に。これで終わりじゃなく、残り時間もわずかとなったところで、ブラジル人プレイヤーのセルジーニョが振り向きざまにゴールポストすれすれに突き刺す物凄いゴラッソを決め、この試合3-3に追いついてトータル6-5…ファイナル進出をもぎ取った。
いや~ミラクルだわ。まー、あそこでゴラッソを決めてしまう意外性というか意表を突いたスーパーショットというか、ああいうのはやっぱり外国人プレイヤーかねぇ。よく「ここぞ!というところで…」などと表現されるが、「ここぞ!」っていうんとは、またちょっと違うんだなぁ。ホンッと、凄いのが急にきた…みたいな感じ。
こういうトーナメントを勝ち上がるには、どんなに押し込まれていても、こういう一発があるかないかが明暗を分ける。ACLを勝ち抜くには、日本人ストライカーの地力がどうのこうのというより、やっぱり外国人プレイヤーが必要だろう。昨年の浦和レッズにおけるラファエル・シルバにしても。
昌子はワールドカップ後から長く離脱していてスタメンに戻ってきたが、相当に厳しかったね。途中で交替させてもイイんじゃないか、、、っていうほど。試合勘なのか、如実に表れますな、こういう展開、内容の試合では。
ACLファイナルは、11月3日が1stレグを鹿島アントアーズのホームで、10日に2ndレグがイランのテヘランで行われる。
11月10日はJリーグ戦(第32節)が入っていたが、11月6日に前倒しで行うことになったが、2ndレグの前に前倒しするんじゃなくて、後ろに持って行ってやれないんですかね。。。
もっとも、ACL関連だけでなく(ACLが終わっても)アントラーズは11月21日に天皇杯クオーターファイナルがあり(その前のブランクはインターナショナルマッチ・ウイーク…)24日はJリーグ戦(第33節)、12月1日はJリーグ最終節といった日程で、その当初11月10日のJリーグ戦を後ろに持って行く日程的余裕は無い、か。
しかしこれでは、獲るものも獲れませんというか、あまりに過酷ですよ。
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