どっちにしてもジャパニーズ・フットボール・スタイルだな。
2019.10.25
一昨夜の天皇杯クオーターファイナルから、鹿島アントラーズと Honda FC の試合を視聴。Honda FC は言うまでもなくJFL(日本フットボールリーグ)の主(ぬし)みたいなもので、JFLからJリーグ(J3)への昇格を狙うクラブにとってJFL抜けの「門番」として衆知のとおり。
静岡県浜松市の Honda FC はJリーグをめざさないのか…という件については、過去いろいろいきさつもあり(めざしたこともあると聞いているが)まぁ真偽のほどはよくわからん。ただ、常にアマチュアの最高峰リーグであるJFLでトップを張ってることは疑いの余地が無い。
この鹿島アントラーズとの一戦、アントラーズもケガ人は多いしコンディションもナンだしで、Honda FC が小気味いパスワークにイマジネーションあるコンビネーションで真っ向からアントラーズへ迫る。惜しいシーンも幾つもあったが、後半に入ってクロスからセンターバック2枚の間でヘッドを叩き込まれて失点。
前半から飛ばしていただけに Honda FC は後半落ちるかと思っていたが、全然そういうこともなく、先制された後に決定的なゴールチャンスが少なくとも3つ4つあった。そのうち1つでも決められればプロなんだが、そこは技術やらスキルやら何やらの差か。
それでも、以前も何度も書いたと思うが、両チームともある意味似たような実に日本的なフットボールを展開し、これぞジャパニーズ・フットボール・スタイルだな。ゴール前でガッツリとマウスに捻じ込みそうな(実際には決め損なうとしても)雰囲気のフォワードが居ない点も含め。
ま、もっと個性的なやり方や戦術のチームがあっていいんじゃないかとも思うが、これはこれで、ある意味で平準的なというか、平準的な(均一的とは言わないが)クオリティを持ったチームなりパフォーマンスがどこを輪切りしても見られる…という点は、やはりジャパニーズ・フットボール・スタイルっていうもんだろう。それがここまで浸透してると。絶対的にこれが(これで)イイってわけでもないがね。良くも悪くも…という表現を使うと強くなりすぎると思うが。
昨日発表されたFIFA最新ランクだが、FIFAランキングなんて○○だと今でも思っているが、近年はこのランキングでドローのポット分けをするのが定着させられてしまったので無視もできないし、、、で、今月のワールドカップ予選で(相当ランキング下との対戦だったけれども)2勝したのが意味あったのか、日本は3つランクを上げたそうで。イランはドローが響いたか、4つランクを下げてるし。
だからぁ、ワールドカップ予選は係数が高いんで適当にもできないってか。
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