「自分たちのサッカー」なるフレーズについていろいろ言われてるが…

ハーフナー・マイクがスペインのコルドバに加入するんだそうで。オランダのフィテッセとの契約は延長しないことはずっと前から周知のことだったが、イングランド方面とかの噂もあったはずだがスペインちはちょっと驚き。どんなプレーをするか、楽しみではある。

シャルケに戻った内田篤人だが、クラブが数週間休ませるとの発表。あわせて、元々ケガ上がりだったのにワールドカップのグループリーグ3戦にフル出場させたことについてチクリと。まぁトップクラブからすると、そうなるだろうな。これからどんどんそうなるだろう。

さて本日のお題だが、今回のワールドカップで惨敗したことで、選手たちが異口同音に口にしている「自分たちのサッカー」というか「自分たちのサッカーができなかった」云々という表現というかフレーズに対して、かなりあちこちから批判めいたものであったり、そんな「自分たちのサッカー」云々よりも…的な異論があるようで。また、日本のフットボール関係者というか解説者とかの中でも「自分たちのサッカー」「日本らしいフットボール」を作らないと…的なコメントがあったりしているようで、それも今ごろ何を言っているのかと。何を世間(というか、出演しているメディア)の空気に押されてるのかと。
日本のフットボールというものは、ある程度もう既にありますよ。それはもう、1998年にワールドカップに初出場した頃とは違う。2002年の地元開催当時でもまだ見えなかった頃とも違う。その日本のフットボール、日本らしいフットボールっていうものが、見えない、わからないというなら、それは相当にナンだわ。ま、4年に一度、ワールドカップでの代表の試合を見てるだけでは、わからないかもね。
それと、「自分たちのサッカー」なるものは、これは無くてはならない。それがあってこそ、その国のフットボールでありぃ。。。それがなくては国際的にも認知されないんでありぃ。。。
問題は、今回のワールドカップでは、そのフットボールをやるにおいて、ボールをポゼッションして主導権を握って攻撃的に試合を進める…というには、あまりに無防備過ぎたこと。あまりに戦術・戦略が浅過ぎたこと。準備が悪かったこと。そして、日本代表チームの進歩については国際的にも広く認識されてきた中で研究されてきたことと、それに対する対応力がまだなかった…研究・対策されてきた中で日本のフットボール全体として力不足、準備不足であったこと。フットボールは「チーム力」なんてもの程度じゃなく、正にその国の総力戦なんだ。。。等々。そこを履き違えてはいけないのでは。いわゆる解説者とかも、そういうところをシッカリ応対しないかね。メディアも。
4年前の2010年大会、大会直前に守備的なシステム、戦術に方向転換して、グループステージを突破した。にもかかわらず、批判的な風潮が多かったよね。選手たちのフラストレーションもあったかもしれないが、そういうものが、やや必要以上に(いわば前のめりな)攻撃サッカーを押し出すことにも繋がったことへの反省も必要だろう。
不思議なのは、ザッケローニ監督も日本サッカー協会の分析チームも、その必要以上な前のめりに対して、何も手を打たなかったことだな。ザッケローニ氏は、選手たちや協会やメディアの流れとか空気でもって、そこは諦めちゃったのかな。そこが知りたい。仮にそうだとしても、プロフェッショナルな監督・コーチとしてのザッケローニ氏の価値が損なわれるわけでもない。実際のところを知りたいだけだし、今後のために広く知らしめておく必要があるんじゃないか。
ザッケローニ氏の3-4-3システムは前でボールを奪ってサイドを起点に早く縦に仕掛けるフットボールのようだが、その3-4-3システムでなくても、そういうフットボールを志向していたんじゃないのかね。私の周囲でも、ザッケローニ氏監督就任直後の方が、そういうフットボールだったという人も少なくないんだが。途中で(一部で伝えられているように)一部選手たちの「希望」なるものがあったのか??
それとも、こういう部分が知れると困るのか?? 日本サッカー協会??
こういう部分は触らないようにしてんのか?? 日本サッカー協会に近いところのメディア??

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