ヨーロッパリーグ…鎌田のゴールがあったがフランクフルトは敗戦、グループステージは突破。
2019.12.14
今週はヨーロッパリーグのグループステージ最終節もあり、前節アウェイでアーセナルを下したフランクフルトはホームでグループ最下位、ポルトガルのギマランエスと対戦。ここまで勝利無しの相手とホームでの戦いだけに勝点が取れるだろうし、グループステージ突破を争うスタンダール・リエージュはホームではあるがアーセナルとの対戦だし大丈夫だろうと思っていたが、試合の方は序盤に先制を許し、前半のうちに逆転したんだが、試合終盤に連続ゴールを与えてしまい逆転負け。スタンダール・リエージュはアーセナルに70分過ぎまで2-0でリードでヤバシだったんだが、アーセナルが追いついてくれて(実は同点、逆転される前に追いついてくれてたようだが)2-2のドロー。フランクフルトは勝点を伸ばせなかったものの、スタンダール・リエージュを1ポイント上回ってグループステージ突破を果たした。
鎌田のゴールはフランクフルトの2点め、逆転となるゴール。左サイドでボールを引き出し起点となり、サイドのコスティッチへはたいてゴール中央へ走り込み、コスティッチのグラウンダーのクロスをワンタッチで合わせたきれいなゴール。自分が起点となってフィニッシュ、、、っうのはイイっすなぁ。フィニッシュの場面でも、少しタメを作ってから飛び込むタイミングがよくなったんではないか。ゴールの前にも、逆サイドからのグラウンダーのクロスに同じようなタイミングで飛び込む場面もあった。
ゴール以外でもパス出しだけでなく、相手ディフェンスラインの裏を狙う動きを見せる場面もあったり、守備面でもプレスバック、首をよく振ってスペースを見ながらのポジショニングなども含め、フランクフルトの攻撃の中心になりつつあるか…というのが見て取れ、よくなっているように思える。
ただま、まだ球際の競り合い、インテンシティやデュエルの点ではまだ物足らない感があったり、ダーっと行って欲しい場面でダー感が足りなかったり。。。先制ゴールを許したシーンでも、フランクフルトのコーナーキックだったんだが、そのセカンドボールを鎌田がおさめられず、近くのローデが処理しようとしたところを(ファウル気味だったが)潰されてのカウンターだった。
むしろ後半は、左サイドでデュエルに勝ってドリブリングからのパスだとか、守備陣が跳ね返したボールを拾って巧みなドリブリングで持ち上がったり、ポチポチそういういいシーンもあったんだが、後半は指示があったのか、周囲の味方にアタッキングサードへ行かせて鎌田はやや下がり気味に構えるシーンが多かったように見受けられた。
ま、多分、いいプレーも多いんだがまだまだ全体的には…試合を通しては…という意見も少なくなかろう。よくなっているのは明白なので、さらに進化と成長を望みたいところだ。
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