安部裕葵のファインゴール2発。
2019.12.16
E-1選手権は昨夜の韓国VS中国をネットで視聴していたが、まぁ中国はファイナルサードへなかなかボールを運ぶこともままならんという体たらくで。韓国も相手陣内で終始プレーをしていながらゴールが入らないと、、、まぁ韓国って昔こうだったけどな。シュートも打ちまくるんだけど決まらん、っていう。
で、試合の方は序盤にクロスをヘッドで流したゴールの1点でタイムアップ。どっちもどっちだなぁ、ホンっトこの大会ってどうするんだろ。開催国の試合なのにこの観客数といい。東アジアの云々っていうなら、この決勝大会(実はこの大会には予選があって、これが決勝大会なのだ…)だけやらんで、(まことに失礼ながら)弱小諸国も混ぜた対抗戦みたくするとか、、、そういう方がずっと東アジア地域の底上げになるんじゃないか。こんなのをAマッチ扱いにせんでよろしかろうって。
バルセロナBの安部裕葵が見事な2発を決めて逆転勝利と。ま、スペイン3部の試合だけどね。
1点めは、味方のシュートのこぼれをゴール正面、ペナルティエリア外から右足でゴール左隅に糸を引くようなショット。
2点めは、カウンターで中盤底から右サイドへ繋ぎ、中央に入れる斜めのパスが中央に入り、その裏、ディフェンスラインの間にポジショニングしていた安部へ渡り、見事なトラップから左足でゴール左上隅に叩き込むゴラッソ。これもペナリティエリア外からの一撃。
うん、日本人がこういうフィニッシュができるようになっておるわけっすよ。
しかし、この2点めだが、安部のトラップとシュートも見事だったが、安部に渡るまでが速く的確。3部でこのプレー、パフォーマンスはヤバイ。
まず、中盤底で戻ってきて浮き玉のボールを受けて、見事なトラップとターン、そして素早く右サイドの味方に通したパスが、実に気が利いているし実に的確なスピードと質。パスの受け手の体勢、重心の取り方、次のプレービジョンにピタリと合わせている。
そのパスを受けた選手も、柔らかくムダのないスムースなボールタッチから中央の味方へ正確で的確な質のパス。
そしてそのパスを受けた選手には相手ディフェンダーが当然寄せて来ようとするが、何気なく半身で左足トラップで少し戻す感じでキープのスペースを作って、流れるように右足のタッチで前を向き(前へ向かおうとし)右サイドを駆け上がる味方へ目をやって、タメを取ってから左斜め前方の安部へ。
いやいや、実にさり気ないプレーの連続だが、どれも技術とスキルとセンスの高さを十分伺わせる。
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