E-1選手権より…なでしこ、技術もテクニックも頭脳ももっとグレードアップしないと厳しいな。
2019.12.18
オリンピックの最初の聖火ランナーを、2011年の女子ワールドカップ優勝の「なでしこジャパン」の面々が務めることが発表されたが、その記者会見を伝えていた昨日昼間の某民放番組では、なんで澤さん(澤穂希さん)が居ないんだ??って声が出演者から上がってたらしい。あのー、ちょうどE-1選手権のコメンテーターやってましてね、、、今夜コメンテーターの仕事入ってるんです、、、って誰も突っ込まなかったらしい。中継してるのが違う民放だからってことはあるだろうが、そうでなくてもこんなありきたりなことの無知加減に失笑しか出ない。
じゃ、そのE-1の独占中継やってる民放はどうかというと、今日の朝の某番組では「なでしこ」のことに触れもしない。昨夜、自局が独占中継してるE-1で一応優勝したのにな。
ま、日本の旧メディアの程度ってこんなもの。
その昨夜のE-1選手権の女子の最終戦だが、日本選手たちは技術は明らかに向上してんだが、それは自分のペースで発揮される技術・テクニックであって、試合の中で、相手が居る中では、まだまだ改善する点が多々あるんじゃないか。思考もね。なんでそっちへターンするんだろう…とか、プレーヴィジョンが感じられない…とか、ま、そういうのが90分見てても盛り沢山っす。キック力だとかアスリートレベルだとか、そういう部分の話じゃない。なんか、以前の方が個人技術・テクニックは現在より劣っていたと思うが、試合の中で発揮されるモノが現在より上だったんじゃないかね。
この試合を視ていてやや特徴的に感じたのは、中盤センターの2人(杉田と三浦)のどちらかが左右の高い位置まで攻撃参加するシーンが何度もあったこと。主に三浦だったが。中盤センターの高い位置への攻撃参加は結構なことだが、動きすぎの感もあり、中盤守備が大丈夫なのか、、、カバーなり連動性がとれているのかどうか、、、いかんせん守備戦術性を感じさせないチームなもんで。
ところで、試合の実況アナウンサーのヘタクソぶりも相変わらずで、こんな実況しか聞いてないんだったら、一般ピープルのリテラシーはいつまで経っても全然向上しないわな、、、ということをあらためて強く認識した。フットボールのことを知らないというか、フットボールのリテラシーが不足してるというか、もうさ、局アナなんて起用しなくていいから、いわゆるフットボール専門アナウンサーを起用してみませんかね。一般ピープルはそれだと難しい、、、って思うでしょ、言うでしょ。そうでもないぞ、実際は。一般ピープルだってもっとワクワクすると思うし、なるほど…って思うだろうし、そういうもん(そういうこと)なんだ…って感じることもあるかもしれない。いずれにしても、このブサイクでヘタクソな局アナの実況めいたものを聞かされるのは、視聴者として苦痛。
カタールで開催されているクラブ・ワールドカップだが、日本時間深夜に行われた2試合を視たが、まず、なんでこんなに観客席がガラガラなんだ?? 開催国のクラブが戦う試合でもガ~ラガラ。こんな所で2022年に本チャンのワールドカップをやるんですかねぇ。首を傾げざるをえないんだが。もっとも本チャンのワールドカップではそりゃ埋まる(埋める)だろうが、そういうもんじゃなかろうって。FIFAもカタールに対してどういう指導をするんだろうな。
カタールで開催しなくて全然イイんだけどな。カレンダー(開催時期)まで動かして。
| trackback (0) |
この記事のトラックバックURL
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/3487
トラックバック