U-23アジア選手権、タイがグループステージ突破を決めた試合を録画視聴。いい戦いじゃんか。
2020.01.18
実にいい戦い。試合はドローで終わったが、日本の試合よりはるかに面白い(苦笑)
今大会の開催国で現地はなんかタイヘンな騒ぎというか盛り上がりになってるようだが、まぁそりゃそうだろう。西野監督も株を上げたな。
4バックが基本だと思うが、ビルドアップでは3バックにスムースになっているし、守備時にはこちらもスムースに5バックになったり。守備からカウンターに移行する局面でも前線に3枚居るんで、数が足りないってことはない。その分、中盤の枚数が少ない勘定にはなるんだが、ま、相手が中盤をしっかり構成して来る場合だとこうは行かないだろうが、中盤の選手やサイドバックの選手が実に積極的に前へ出て行くんで、枚数の不足(?)を感じさせないな。この辺りは日本のチームも少し見てみた方がいいんじゃないか。慎重に中盤の枚数をキープするばっかりじゃない…っていうか。
あと、全体的にどの選手もドリブルでチャレンジしようとする姿勢。これも相手や戦いのステージが上がるとどうなるか(これで行けるかどうか)わからんが、それでも前へ前へという姿勢とアクション。そりゃ観ていて面白いだろう。
元々タイって侮ることはできない。足元のテクニックがあるんで。それにスピードが付いてきてる。
中でも特筆されるべきシーンは、右サイドバックが中にドリブリングして(インナーラップじゃない、ドリブリング)中へ入って行ってシュートを打ったシーン。ああいうのって、日本のチームじゃ、絶対みられないよな、よっぽどスペース空き空きじゃないと。
というわけで、とても楽しませていただいたんだが、クオーターファイナルではこのタイが、日本と同グループだったサウジアラビアと対戦する、、、んだが、その試合はNHK-BSが放送してくれないんだな、これが。
あ、昨日も書いたな、この件。
ところでこの試合の対戦相手のイラクだが、イラクは目立たないけれどもフィジカル的にも強くタフで、粘っこくて、それでいて足元のテクニックは柔らかめで結構高く、イランとはまた別の(ある意味イランよりも)トレーニングにいい相手になると常々思っており。もっとイラクとの対戦を増やしていいんじゃないかとも(イラクの試合を見るたびに)思ってるんだが、まぁ商売第一義の日本(JFAおよび代理店)じゃ、イラクをチョイスするメリットというかネームもバリューも足りないってことになるだろうな。
いい相手なんだけどな。いつまでもイラクと言えばドーハの悲劇、、、だけじゃない。
| trackback (0) |
この記事のトラックバックURL
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/3518
トラックバック