ドイツカップ…長谷部、久々スタメン・フル出場。
2020.02.07
フランクフルトはライプツィヒと対戦。ライプツィヒはリーグ首位でウインターブレイクに入ったが、再開後は勝点を積めず首位陥落。フランクフルトとライプツィヒはつい先々週末にリーグ戦で戦っており、短期間での再戦となった。
フランクフルトは4バックのシステムに切り替え、そこから長谷部の出番が無くなり、、、フランクフルトの監督は4バックだから長谷部を使わないわけではない(とても重要な選手…)と最近コメントしていたが、このカップ戦で4バックの前、4-3-3フォーメーションのアンカーで起用。
序盤からライプツィヒが攻勢を仕掛けるが、先制はVARによるPKでフランクフルト。
長谷部は気の利いたいいプレー、いい読みのプレーもあるが、ビルドアップ時にはセンターバックの間に入って展開しようとしたところを狙われてガツンと身体を当てられて(長谷部を身体を当てに行ったが弾き飛ばされて)大ピンチを招きそうになったり、なかなか厳しい印象。
後半はライプツィヒが反撃に出るが、フランクフルトは左サイドのコスティッチが中盤に下りて4-4-2のような形で防戦。そしてカウンターからコスティッチが追加点。その後1点返されるが、アディショナルタイムにまたコスティッチが決めてダメ押し。
フランクフルトがクオーターファイナル進出を決めた。
コスティッチはのゴールは2つとも実に巧みなシュートスキル。1つめのゴールはカウンターで抜け出したが、ドリブルのボールが足元に入って後方からは相手ディフェンダーが寄せて来たので、あれが日本人選手だったらドリブリングを止めてしまって味方を待つところ、巧みにディフェンダーが寄せて来たのとは逆側にボールを置き、シュートストップに来るディフェンダーの足の間を抜く対角線ショット。
2ゴールめも、バウンドしたボールを寄せてくるディフェンダーに気を取られることなく自分の間合いでフィニッシュ。
決してゴールゲッターではないコスティッチだが、元々技術はありそうな選手だったけれども(10番を与えられてるし…)それでもこんな巧みなフィニッシュをするんだから、もっと日本人選手もスキルアップしなきゃイカンっすなぁ。
ま、3バックのシステムではコスティッチは左ウイングバックに置かれて慣れない守備にも対応したり、それでも昨シーズンは強力2トップが居たんでウイングバック起用に甘んじて(?)いたが、フランクフルトとしては、このコスティッチを左ウイングで起用して攻撃に活かすシステムに出たか、、、という印象。
後半の長谷部については、やはり何度か危ないシーンがあり、ルーズボールに反応よくダイレクトで前線に付けるプレーもあったが、まぁちょっとアンカーでは厳しいな。
4バックにして調子の出てきたフランクフルトだけに、スタメンでの出番はあまり無いだろうな。それでもクラブからの評価は総合的にとても高いわけだが。
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