2012年9月29日、マンチェスター・ユナイテッドVSトッテナム・ホットスパー。

DAZNで配信された(20分ほどのダイジェストだが)2012年9月29日に行われたマンチェスター・ユナイテッドVSトッテナム・ホットスパー。香川がユナイテッドに移籍した最初のシーズン。まだシーズン序盤(第6節)っすな。
この試合でも香川はスタメン起用されており、ファン・ペルシが最前線に、その下に香川。ルーニーはベンチ。
試合序盤からアウェイのトットナムがユナイテッドの中盤~最終ラインを高速重戦車が高加速度で突破し、まるで対処の術もないような体で早々に2失点。ユナイテッドは最終ラインの守備もナンだが、いかんせん中盤が全くスクリーンになっておらんという。
後半に入ってようやくユナイテッドが早々に1ゴール返すが、間髪入れずトットナムが追加点を奪い、1-3に。
その直後、ゴール前中央に入り込んだ香川にファン・ペルシが鬼神の表情でピタリと付け、香川は見事な反転からゴール隅(ゴールポスト内側)へ対角線ゴールを決めて1点差に。

このゴールは、香川がユナイテッド時代に決めたゴールで私は一番好きだなぁ。ハットトリックしたノリッジ戦のゴールを挙げる方が多いと思うが、私は断然このゴールっすね。
ファン・ペルシだって、香川がいいタイミングでいい位置へ入れば、こうしてボールを付けるんだよ、、、などとブツブツ言いながらDAZN配信を見ておりました。
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/index.php?e=851

試合の方は、この後結局ユナイテッドは追いつけず、ホームで敗戦。香川は途中でルーニーが入ってからは、ファン・ペルシとルーニーの2トップ(もしくはルーニーが1.5列)の形になって左サイドへ。終盤に交替で下がった。

そんな香川の "very very cool finish" のゴールはあったが、いま見てもイングランド・プレミアのハイスピード、肉弾戦、パスやキックも含めた強度…といった空間の中で浮いた感じというか浮揚してる感じというか、それは否めない印象。だからといってイングランド移籍は失敗だとか言うつもりは全然ないんだが、もっとイングランド・プレミアリーグへの上手い入り方、フィットのプロセスはあったろうな、とは思います。この時期のユナイテッドの状態も含めてね。
結局ユナイテッドはこのシーズン優勝して、それが現時点で最後のプレミアリーグ優勝なわけだ。(その後、カップ戦での優勝はあるが…)

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