岡崎との契約延長をリリースしたウエスカのイキなコメント。

吉田麻也はサンプドリアから完全移籍(買取オプション行使)の提示があったようで、サンプドリアは2年契約を提示している模様。30歳を過ぎたセンターバックのプレイヤーが、セリエAのクラブからこういう契約を提示されるっていうのも、たいへん凄いこと。
来シーズン、リーガ1部に昇格するウエスカも岡崎との契約延長を公式リリース。ま、こちらは既定のことではあるが、それでもシーズン終了して早々にこういうリリースが出されるのも素晴らしい。
岡崎ももちろん30歳を超えているが、吉田麻也よりさらに2つほど年長なわけで。

そのウエスカのリリースの内容がこれまたイキだ。
34歳の日本人は自らの力でこのチームにおける重要な存在となった…から始まり、チーム内得点王となったこと、スペインの1シーズンで最も多くの得点を決めた日本人選手となったことにも触れ、イングランド・プレミアで「衝撃のレスター」とともにリーグ優勝を果たしたこと、ワールドカップにも3度出場したことにも言及し、フットボールのエリートとして素晴らしい軌跡を描き続けている…と。
べた褒めだな(笑)
イングランドでの「ミラクルレスター」どころか「衝撃のレスター」の一員としての優勝に言及してくれていることが、実に嬉しい。
そうそう、ウエスカに来て10ゴール決めるという約束をしっかりと果たした…ともね。

岡崎にエリートという形容は、我々にしてみるとムズガユイ感じもするが(まことに失礼ながら…)ヨーロッパの目で見れば、そういうキャリアを刻んできたということです。日本人選手として最高レベルのキャリアだもんな。

今シーズンのJ1は、降格がないこともあるんじゃないかという意見が多いが、ビルドアップからボールを保持して攻撃を仕掛けようとする意図が見えるクラブが増えたとのもっぱらな評判。
ポゼッションフットボールについては、ボールを回してばかりで…とか、ポゼッション崩しの縦に速い仕掛けのフェーズに移行…とか、ここ数年そういう流れであったと思うが、いま指向しているのは、ポゼッションしつつ速い攻撃とか幅のある攻撃といったところだろう。ペナルティエリア外からのミドルシュート、それもパンチのあるミドルが多くなった傾向も見て取れる。
そういう流れとか変化とか進化はフットボールは常に存在し、これを見ていくのもまた楽しみの1つなんだが、守備がね、どうも緩い。
相手の攻撃を分析して対応を練ってきた場合の守備は一定奏功するんだが、流れの中で緩くなる局面を目にすることが度々。そこら辺でやられるぞ、、、と思っていたら案の定…的な場面も。
ここはチーム戦術やベンチワークも重要だが、ピッチ上での選手たちの個人能力・個人戦術や引き出しの占める要素も大きいだろうな。インテリジェンスも。それを経験(経験値)にだけ求めてはイカンと思うんだが。

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